こんにちは!
以前医師の博士号に関して書きましたが・・・
医学部大学院って?! | あきちゃんのブログ (ameblo.jp)
岐阜大学消化器内科学教授の清水雅仁先生は以下のように述べています。
今の若い医師は非常に意識が高いですから、みんな専門医の取得を目指しますよね。そのこと自体は重要であり、ぜひ複数の専門医資格を取得して欲しいと思います。一方で確かに専門医取得は客観的な指標にはなるものの、裏を返せば全員が専門医なわけですから、専門医を取得したからといって優位にはならなくなってくる。これからの時代、複数の専門医や認定医の資格は当然とも言えます。
そうなると、私はやはり学位が大切だと思います。大学で何を研究したか、論理的かつ系統的に問題を解決する教育を受けたか、という証明です。なぜ研究歴が重要かと言いますと、研究を通して論理的思考が養えるからです。問題点を抽出し、仮説を立て、なぜそうなるかを実証するための研究系を組み立てて検証して、結果を考察し、それを英語の論文にまとめてプレゼンし、認めてもらわなければならない。大学院や研究をする時間は論理的思考を学び実践する貴重な機会なんです。
当たり前ですが、自分の医療行為を論理的に説明し言語化できない人、「なんとなく勘でやりました」とか、「先輩に言われたからそうした」という人は医師をやってはいけないと思います。うちの医局員や学生には「考えて行動していないやつは一番ダメだ」とよく言っていますが、なぜこの治療を選び、なぜこの薬を選んだのかということを論理的に説明できないのが一番問題です。「Aさんの病態はBだからCが認められ、だからDの薬を出した」という一連の過程を言語化するためにも、やはり研究を通して、論理的思考力をつける場に身を置くのがよいと思います。
新店情報です。
さて
常盤貴子さんが京都をご案内します。
この中からチョイスしたのは・・・
上洛の折は是非!
では今日はこのへんで・・・
Ciao!!