マニアックな読者の皆様、少々ご無沙汰してました。

それにしても正に文字通りの「光陰矢の如し」であっという間の1年でした。

 

1:Russiaに寄るUkraine侵攻

2:FRB(FED)の度重なる大幅利上げ(それに伴う世界各国の追随利上げ)

3:Vaccine接種後の死亡者数増加(感染者死亡数の50倍)Pfizerの人体実験横行

4:自民党に寄るマイナンバー申請数増加(国民奴隷化)の為の人参ぶら下げ作戦

5:安倍元総理の(自業自得とも言える)銃撃殺人事件(国葬も反対優勢だった)

6:英国の政治混乱(利上げと共に財政出動)でトラス氏の在籍首相期間40日

7:国益無視の最後っ屁とも言える(プライドだけ高い)黒田バズーカ逆噴射

8:年初日経ダウ年末予想平均32,000円と詐欺師の本領発揮の国内間抜けAnalyst及びEconomistの期待通りの大外し

9:詐欺師SBFに寄る仮想通貨取引所FTX破綻で暗号通貨はNasdaq並みの暴落

10:SBFに続きARKの時価総額を1/5以下に減らしたキャシー・ウッドCEO

11:TESLAのみならずBigIT(GAFAM)が軒並み暴落を演じた米国株式市場

 

他にも挙げれば切りがないですが、今年は本当に明るい年でした。(どこがやねん)

 

本当に明るいニュースと言えばSportsに集約されるかも知れません。

 

WorldCup🏆で優勝候補を撃破した森保サムライブルー⚽

ただ結局はBest16どまりで「未だ見た事のない景色」はみれなかったが、確実にチーム力は20年前に比べれば2倍以上に上がっている。後は個々の個人技の向上が必須

※個人的には最後のW杯になる天才Messi率いるArgentinaが優勝🏆を手にしてくれた事で十分満足及び歓喜してますが…

 

物議を醸した三苫の1mm(ドイツ予選敗退)

 

そして我らが英雄であるMLBの大スター★大谷翔平の昨年以上の快刀乱麻⚾

AJudgeが余りにも凄い勢いで本塁打記録を塗り替えMVPこそ逃したが、投手としての大谷翔平はサイヤング賞も夢ではない領域に到達している。

 

WBCは興味ないが大谷や誠也が出るなら見てみたい

 

マニアックなスポーツで余り話題には昇らなかったが、個人的にはボクシング🥊の

4団体統一王者決定戦でchampionに輝いた井上尚弥にMVPを与えたい!

真のPFPはどう考えても彼しかいないだろう…Super Bantamでも、敵なしか?

 

相手が防御一辺倒の中でもKO勝利で錦を飾った井上尚弥

大抵の試合は2R辺りで決着するので今回はゆっくり見れた

 

さて、本日は流石に明日の大晦日を控え時間がないので、来年の相場展開に付いて簡単に触れて終えたいと思います。

 

日本株式市場は未だに「割安で海外からの資金が流入し、年末35,000円も在り得る」と相変わらず、根拠なき先高期待を煽る経済番組常連某ネット証券会社のCEOや数十年間「日経ダウは40,000円越えないとおかしい」と豪語し続ける武者陵司氏への投資家の信頼感はリーマンショック後皆無に等しく、恐らく真逆の20,000円割れも十分にあり得る暴落のシナリオも十分に描ける今年以上の最悪の年になると考えている海外(欧州)某著名HedgeFundManagerもいる位だ。大抵は海外FundのManagerの予想が当たる。

考えれば分かるが、150円まで円安が進行しても28,000円を抜けるのが精一杯の中で確実にドル高円安の逆回転が発生する2023年に株価が上昇すると言う理由は何処にも見つからない。

日本株は割安と言うが欧州市場(特に独)のPERは10倍前後でもっと割安である。

※いつも米国と比べるが、世界中で米国ほど株式に於いて高Valuationの国はない

 

Japan Passingが顕著な日本株はさて置き、やはり気掛かりなのがCoronaBubble崩壊で2021年最高値の上昇分を全て打ち消したNasdaqがやはり指数寄与度の高いBenchmarkであるS&P500の足を引っ張って年初から20%も下落した米国株式市場…

 

これに関しても、利上げPaceは減速し、年末には利下げに踏み切るかも知れないが物価目標2%には程遠い為に、金利は高止まりして急激な金利低下は望めない。

また、市場の関心は利上げやQTから現実的に回避出来ない景気後退懸念に移ってきていて、未だ高ValuationにあるSuperSeven(GAFAM+TESLA+NVIDIA)の下落が来年も止まらなければ、Nasdaqは8,600pt、S&p500も下限は3,100ptとしている投資銀行や商業銀行も多くみられる。

 

 

2008年(Lehman shock)と重ね合わせたVIXChart

 

CBOE Put/Call Ratio(daily) 1.91は異常水準

 

其々の解説は複雑になるので割愛しますが、楽観悲観と言う次元ではなく普通に考えて2023年はLehman shock並みかそれ以上の株式市場崩落Riskがあるという事です。

2023年末には米国経済も回復基調に戻り、株価は上昇するとする向きも少なくないのは確かですが、常に予想には今年のRussiaに寄るUkraine侵攻やここに来ての中国新種(変異種可能性大のcovid)の感染爆発による世界経済への悪影響等の不可抗力を全く考慮しない最良のScenarioしか織り込んでいないという事が問題で、総じて最良のScenarioは崩れるのが相場の常である事を念頭に入れて備えるべきでしょう。

 

特にCorona禍でのBubble上昇相場しか知らず(ITBubbleを含む)バブル崩壊やLehman shockの恐怖を知らない世代の投資家は「こんな事があり得るのか?」と思うくらいの悪夢が現実になる過程を経験するかも知れません。

 

世界の株価時価総額2400兆円及び債券も同じく2600兆円が吹き飛んだ

Totalで5000兆円の時価総額が吹き飛んだのはリーマンショック以来である。

 

SuperSeven(GAFAM+TSLA+NVDA)は上昇分を全て失った

 

無論、この様なScenarioが杞憂であるかも知れませんし、相場が回復してくれた方がいいに決まってますが、恐らく例年より難しく厳しかった今年の相場以上に下押し圧力は強いと見るのが妥当な判断かと思います。

 

巨大Bubbleは弾ける それもLehman shock以上の暴落を伴う @zerohedge.com 

 

以上、国内投資家は経済報道に感化されたのか依然として楽観的に見えますが、THE BIG SHORTで荒稼ぎしたマイケル・バーリ氏同様にZurich拠点のManagerの来年の戦略は保有株債券のPut購入や空売りのHedgeは無論、Cash比率を高めつつ空売りを継続して利益を確保する方向に動いているとの事です。

 

相場は悲観一色ですが、健康第一は普遍「よいお年をお迎えください」naniwa335

 

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