マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

 

未明のNew Yorkダウは続伸し、455ドル高の24331ドルで年初高値の80%まで戻し、Nasdaqに関しては5日続伸の9121pointで、コロナショックを他所に最高値に再挑戦の勢い…意味不明のバブルである。

但し、確かに我々欧州筋も以前から顧客株式資産に組み入れているGAFA+Microsoftの株価はここ数年で異常なまでに上昇している事から、頷けないでもないが、これだけ失業者が増加して、企業連鎖倒産が懸念される景気後退(不況)不可避の中で上昇が余りにも急ピッチ過ぎるのは確かだ。

※詳細は下記の赤い太字タイトルをクリックしてリンク先の記事(日経電子版)で、確認して貰いたい

GAFA+Microsoftの時価総額東証1部超え 560兆円

 
2020/4 遂に東証2170社の時価総額を抜いたGAFA+M
 
株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中している。米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。テレワークやインターネット通販など新型コロナウイルスで変容した生活様式でも勝ち組で、自動車などの次世代技術での投資余力も大きいことから評価を集める。ただ資金の一極集中は市場のいびつさを映してもいる。
 
FacebookとGoogleだけは21世紀上場だが、他の2社は以前から上場
 
 
Microsoftカリスマ創業者 ビルゲイツ氏(現在は退任)
 
Microsoftに関しては、一時は「もう、Windowsの時代じゃない」と言われたが、完全復活…
やはり、ビルゲイツは、SteveJobsと並んで、歴代米国ベンチャー企業CEOのカリスマである。
この様な状況(バブル)も長くは続かず、何れ大きな調整局面もあると思うが、先進国中央銀行の大規模金融緩和に寄る過剰流動性マネーが溢れている現状では、意に反して思わぬ上昇もあるのかも知れない。
 
FRBは近々マイナス金利導入も考えている(3/17現在)
 
米国株に比べて、日本株と欧州株の戻りは鈍いが、普通に考えて日本株に関してもこれから不況入り確実とされる段階で日経ダウが20000円回復と言うのは理解し難い訳だが、大規模金融緩和で行先を失ったマネーの暴走で、株式市場に資金が流入しているのは間違いない。
バンカメやciti等の商業銀行(日本で言う銀行)は、Riskを伴う企業への融資に回さず、GS等の投資銀行やHedgeFundに低金利で貸し付けているのは明々白々であり、所謂キャリートレードで世界中を投機資金が駆け巡っている訳である。※商業銀行=銀行(Bank) 投資銀行=証券会社(Securities company)
 
我々欧州筋は幸運な事に欧米株が早期の回復を見せ、Commodityである金の高騰も手伝い顧客金融資産保全も年初の高値に殆ど戻した訳だが、仮にコロナ禍が収束を迎えても、恐慌に近い状態からの早期の景気回復など有り得ない中で、株式市場の異常な堅調ぶりには大きな違和感を覚えており、再び三月下旬の様な暴落を演じるのではないかと、身構えて戦々恐々としているのも事実である。
 
リーマンショック~コロナショックで世界中央銀行が資産を膨らまして過剰な流動性を齎す昨今では「相場は相場に聞け」と言った格言は最早通用せず、「相場は中央銀行に聞け」と言った所ではないでしょうか?
実体経済でゼロ金利に近い中では流動性の罠(Liquidity Trap)に嵌って、全く民間の投資の資金需要に繋がらない一方で投機資金は無限大になる典型的なパターンに陥っているのは確かである。
この流動性の罠と言うケインズ的経済学が、正に投機資金の需要を無限大にして株式市場に嘗てない程の資金が流入して、実体経済とは懸け離れた上昇を演じていると考えるのが妥当である。
 
 
★最後に本日の一曲 ZEPの曲も取り上げたいのですが、常に聞いているので今回はDrummerを紹介
 

Dave Weckl - Time Check - THE MAKING OF BURNING FOR BUDDY

余りにも素晴らしいスティックさばきとSwing感…圧巻且つ鳥肌もんです(^^♪

 

当該曲は伝説のBUDDY RICHのTimeCheckと言う名曲で、トリビュート作品として録音されたものです。

Dave Wecklは、Vinnie Colaiutaと並んで好きなDrummerの内の一人ですが、Drum小僧と言われるだけあって、他の事に興味がなく常に家でも叩いているとか…Stoicと言う次元を超えています。では… naniwa335