マニアックな読者の皆様、お早う御座います。
昨日のダボス会議でのトランプ氏の演説…持続可能な世界として環境問題が主題(テーマ)だった筈の
今回の会議でどこかの国の首相と同様に自分自身の3年間の功績を称え自画自賛攻撃。
大統領選挙を控えて、本国での弾劾裁判から目を逸らせる事が目的だったのだろうが、経済政策の効果や今後の経済成長に言及し、場違いな発言に出席者も呆れたに違いない。面白いおっさんだ。
さて、中国が昨年世界に先駆けてデジタル通貨(CBDC)元 の発行に言及した事で日欧英中銀もデジタル通貨発行の可能性及び現実性について議論を始めている。
中央銀行デジタル通貨(CDBC)ってなんぞや?
日欧英中銀が中央銀行デジタル通貨発行の可能性を検証
日本銀行は1月21日、中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency) の発行や活用の可能性を共同で検証するグループを設立したことを発表した。日本銀行や欧州中央銀行、カナダ銀行、イングランド銀行、スウェーデン・リクスバンク、スイス国民銀行のほか、国際決済銀行(BIS)が参加する。
昨年6月にFacebookが仮想通貨「Libra(リブラ)」を発表したことに対し、各国政府は反対、あるいは規制が整うまで許認可できないといった姿勢を表明。そのなかでも中国政府がリブラへの警戒心だけではなく、人民元の中央銀行デジタル通貨(CBDC)発行に積極的な態度を示したことから、日欧米などの各国でCBDCの発行や活用に関する議論が活発になっている。(仮想通貨NEWSより抜粋)
要は民間IT企業Facebookがリブラ(暗号資産)発行を明言した為に、世界中央銀行は金融政策などの主たる機能や通貨の信頼が消失してしまう事で中央銀行の存在意義自体が危機に晒される事を恐れ 、最初は発行に否定的であったが、ここに来て慌てて研究を始めた訳だ。
Facebook CEO マーク ザッカ―バーグは本気である。
無論、国家の裏付け(後ろ盾)のないFacebookリブラが一気に世界中に広がるとは思えないが、現金主義の日本でさえ、スマホ決済が主流になっている現状で将来的には(一部のアフリカ等の新興国を除く)世界中がCashless社会になる事は不可避であると言える。
また、基軸通貨ドルの発行権を持つ米国(FRB)は今のところCBDC発行に付いて慎重姿勢を崩していないが、天敵である中国が先んじてCBDCを発行するに当たって米中通貨覇権争いに突入する事は避けられず、今後は真剣に取り組んでいくに違いない。
CBDC発行に関しては、Privacyの問題やマネーロンダリング等の厄介な問題が壁になって様々な法規制やインフラ整備にも時間と費用が嵩むので、早くとも5年の年月は要するであろうが、現実の生活や経済活動に直結する問題なので我々も今後の中央銀行の動向に注視して行く必要がある。
CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)に関しては、実質的に投機対象のBitcoin やイーサリアム(暗号通貨) 等とは、区別して流通通貨として論じる必要性があるので、今後も追って考察していきたいと思います。
さて、昨日から未明の世界株式市場は新型コロナウイルスの人から人感染NEWSが駆け巡って
総じて下落しましたが、サーズの様なミニパンデミックには発展しないと考えられる事から、年初の米国イランに寄る一触即発とも言われた紛争懸念と同様に一時的な悪材料として捉えられるだけで、恐らく春節が
終わり感染が収束に向かう来月には忘れられてると考えます。
本日の日経ダウは、NYSEの反落を受けて続落で始まるでしょうが、為替も大きく円高に振れる事もなく
109円/$後半で安定して推移している事と昨日の投機筋の仕掛け的な売りで200円程度下落している為に本日は、下落しても23750円程度で下げ止まると考えられます。 但し、企業決算を控え多くの投資家も慎重姿勢を崩さないので、24000円に届く様な上値追いも考え難く軟調な展開が予想されます。
【引け後雑感】 2020/01/22 17:00追記
今日は出張で神戸に出て来ている広島五日市の以前からお世話になっているお得意様(建設会社社長)と某〇ーク〇ホテル神戸高層階Restaurantでlunchを御一緒させて頂きました。
フランス料理フルコース (※画像はImage)
10000円弱のフランス料理(フルコース)で確かに美味しかったのですが、日本人の舌に合うように調理されている為か、本場のFrance料理とはかなり味付けが違います。
Franceで食べる本場フランス料理も日本風にアレンジしたフランス料理のどちらも其々の個性があります。
余談はさて置き、今日も薄商いの中で投機筋の買戻しに寄る文字通りの行って来いの往来相場で、昨日の下げ分の8割程度戻した格好 ですが、特に反発した理由は無く昨日と全く真逆の動きをした事からCTAや投資銀行の(先物主導の)裁定取引に絡んだ売買が中心だった事が窺えます。
コロナウイルスと言う悪材料を餌に仕掛けた翌日には、当該ウイルスはサーズやマースに比べて遥かに
感染力が弱いと言う楽観的ニュースを受けて早速利益確定の買戻し…正に自作自演のマッチポンプ。
日経平均反発 166円高の2万4031.35円
22日の 日経平均株価 は前日比166.79円(0.70%)高の2万4031.35円と反発し取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は1285、値下がりは758、変わらずは115と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク で、日経平均を18.73円押し上げ。次いでリクルート が17.94円
アドテストが17.29円、ダイキン が13.15円、信越化 が12.43円と続いた。
マイナス寄与度のトップは塩野義の8円 でファストリ が5.4円、デンソーが2.95円、ヤマトHDが1.59円、スズキ が1.44円と並んだ。(Kabtanニュースより抜粋)
当面の間は為替ドル円は110円/$:日経ダウは24000円を挟んだ展開が予想されます が、兎に角まともな海外ファンドや機関投資家等の健全な資金が流入しない参加者不在の閑散相場の中では、投機筋の思惑(自作自演)に寄ってのみ上下に動くので、惑わされない事が肝要です。
高値圏での闇雲なリターンリバーサルは危険を伴う
投機筋以外では、投資信託の銘柄入れ替えや証券会社の自己売買部門の僅かな循環物色が目立ちますが、リターンリバーサルで利鞘を狙っても24000円以上でここまで上値が重いと、決算プレイもリスクが大きく躊躇して国内機関投資家(保険:証券:銀行)も一旦はpositionを閉じる公算が大きいと 考えます。
どちらにしても、年初から様々な悪材料を餌に投機筋に振り回されては元に戻す展開が続いていますが、
東証一部銘柄の中でグローバルスタンダードで戦える企業は限られているので、出来れば海外勢が見向きもしない値動きがよく手垢のついていない中小型株を物色 するのも一手かも知れません。 naniwa335