日本のマニアックな読者の皆さん、お早う御座います。

 

現地22:30 気温22℃で若干蒸し暑い感じです。

 

さて、米国トランプ氏の国外に対する形振り構わない関税強化政策に寄って

数年続いたGoldilocks economy(適温相場)も風前の灯火になってきました。

 

 

New Yorkダウは大引けでショートカバー(買戻し)によって、辛うじて続落は回避しましたが

Nasdaqは大幅続落…底を打ったとは到底考えられず、もう一段の大きな下落に身構えています。

 

今回の世界株式市場の暴落に寄って世界株式金融資産は5月初旬から約5.5兆ドル(600兆円)

吹き飛んだ事になり、実体経済が悪い中で逆資産効果が拍車をかけて益々冷え込んでいく事は

火を見るよりも明らかであり、世界経済大失速は不可避となるでしょう。

 

仮に景気敏感株の指標になるNasdaqが7000pointを割るような事になれば

日本株式市場も直撃されて日経ダウ19000円割れも視野に入ってきます。

また、FRBの利下げ観測から更なる円高が進行して105円/$割れも現実味を帯びて来た

現状では、下値の下限が見えなくなってきているので、未だに日本株を保有している方は傷口を広げる前に全て投げ売って様子見するしか方法が無いと考えます。

無論、空売りが大きく積み上がっているので短期的には若干の買戻しが入る可能性がありますが

極めて弱弱しい反発しか期待出来ないので、早めに手仕舞う事を推奨します。

 

今から、データ処理をして床に就きますので週末にでも週間の雑感を追記します。

 

【週末雑感】6/14 未明

 

目を患いLaser手術を行った為に追記が遅れてしまい恐縮です。

 

さて、予想に反して世界経済失速懸念から世界中央銀行が利下げを行い

金融緩和を拡大すると言った観測から米国株に追随する様に欧州株も底割れ懸念から反転

この辺りが相場の難しい所で、経済が失速するのに株価は反転上昇する訳ですが、これは

空売り機関の積み上がったShortcover(買戻し)も大きく関与しています。

 

但し、どんなに金融緩和が進んでも実体経済が悪くなれば先高期待は荒唐無稽のものになって

ある程度自律反発及び買戻しで上昇しても、上値は限定的で株式市場でも年初の様なFlashcrashが発生する公算が極めて大きいので積極的に機関投資家が買い上がる事は考え難い訳です。

 

NYSE Flashcrash の前例

 

欧米株式市場も迷いが見られ再度調整局面に入ってきました。

運用サイドとしても非常に舵取りが難しい局面に入ってきましたが、コストが掛かっても

Putoptionや先物の売り等で対処(Hedge)するのが妥当だと考えています。

 

ところで、神戸からレポートが随時入りますが日本株式市場は商いが極端に薄く

どの様に対処していいか分からないと困惑しているようです。

商いが少なく裁定取引も全盛期の60%程度であるのは不要な日銀の介入が大きな悪因であり

市場を大きく歪めている為に欧州筋が完全に興味を示さなくなっている証であり、このままだと

薄商いの中で、消費増税も予定通りに施行されれば、日本経済悪化が深いとなり、それを理由に

HedgeFundの大きな空売りや先物売りが入った場合には極端な暴落も考えられる水準にあります。

 

また、FRBが二回以上の利下げを行った場合には105円/$割れは避けられず、景気便株を中心に

日経ダウは大きく沈むと我々は判断しているので、日本株は顧客資産から全て外しました。

 

無論、日本株式市場が崩壊するかどうかは定かではありませんが、実体を伴わない小手先の操作に過ぎない荒唐無稽のアベノミクスに飽き飽きして海外勢(特に欧州筋の機関投資家)が全く興味を示さなくなってきた事は事実であり、日経平均が仮に22000円まで再到達しても、その水準から下落する事はあっても上昇する事は有り得ないと我々は確信している事に変更は無いので、読者の皆様に於かれましても日本国内での楽観的な見通しを鵜呑みにせずに慎重に投資活動を行ってください。

 

尚、目の手術を行っている為に暫時ブログ更新を休ませて頂きますがその旨御了承下さい。naniwa335