マニアックな読者の皆様、お早う御座います。
熊本地震の被害は大きなものではなくて幸いでしたが、余震の可能性も否めないので
九州地方の方はくれぐれも御注意下さい。
今日は、仕事始めの方が多いと思いますが、僕は渋滞を避け6:00amから事務所に来て
顧客向けの今後の資産配分調整を行っています。
昨年末までに株式(リスク資産)配分を大幅に減らしていたので、傷口が最小限に抑えられたのは
幸いでしたが、それでも昨年末から年初にこれだけ世界株式市場が乱高下の果てに大きく下落したので、無傷では済まない事は言うまでも有りません。
昨日のBS1スペシャル「欲望の資本主義2019」は、中々見応えがありましたが
経済学者が何を語ろうが、資本主義の限界は何処にあるのか誰にも分からない。
新自由主義に関してハイエクが正しいのかケインズが正しいのか等は馬鹿げた議論で、どちらにも功罪(光と影)がると言うのが本当のところでしょう。
また、GAFAの寡占化は確かに脅威ではあるが、それでも尚成長するのではないかと思います。
さて、NYSEもNasdaqも3%程度の大幅反落で、日本株式市場も燦々たる大発会を迎えるのは
火を見るよりも明らかで、当然ながらCTAに寄るアルゴリズム指数先物売りが加速して信用取引が主体の一部の投資家の追証回避の投げ売りも出て売りが売りを呼ぶ展開になりそうです。また、現物を持ち越した投資家は相場を見るのも嫌になるかも知れません。
大発会 日経ダウ予想レンジ
19200~19700円
FXでも、昨日未明の瞬時(15分程度)の円高で逆張り(ドル買い)の多くの投資家がロスカットを余儀なくされて資金余力がなくなり、当分の間はドル買い中心の「ミセスワタナベ」と呼ばれるFX投資家も激減するので、これも円高に拍車を掛ける要因になりそうです。
普通に考えれば分かりますが、ドル高に振れる要因などは皆無なのに「110円/$割れたら買い」等
と言う根拠なき単純な思考でドルを買った投資家は正直、為替取引は止めた方が無難です。
【引け後雑感】 1/5 7:00am
昨日は初詣の後に仕事仲間と予約していた店での決起会の後、梯子で夜半まで飲んでいた為に
追記が翌日(今朝)まで遅れてしまった事をお詫びします。
昨日の大引けは、後場に日銀のETF買いが継続的に入り節目の19500円を維持しましたが
強引な買い支えで約150円ほど押し上げたので、本来なら19400円程度で引けたでしょう。
為替が108円/$近辺で買い支えても効果は薄いのに、年初から日銀は何をしているのか?
投資家も日銀がETFを買う事でこの水準である事を認知しているので、適正価格が幾らなのか
把握できず、昨年の秋頃から投資行動を避ける傾向が顕著に出ています。
逆に日銀やGPIFが介入しなければ、健全な海外資金が流入してもっと分かり易く安定した
相場に落ち着くと考えるのが正解ではないでしょうか?
恐らく彼等が介入しなくても上場企業の業績から鑑みれば日経ダウの適正価格は19000円程度なので
殆ど効果がないと言えるでしょう。余計なお世話は市場を歪めます。
さて、未明のNYSEは相変わらず荒い値動きで大幅反発し昨日の下落分を帳消しにしましたが
これはFRBパウエル議長の発言が利上げを急がない事を好感しての買戻しが中心なので
ドル円に関しては金利差が縮小する為に100円/$程度までの円高進行は不可避である。
今期利上げしない可能性も示唆したパウエルFRB議長
そう考えれば、多くの輸出企業が想定為替レートを110円/$に於いているので
唯でさえ世界経済失速で需要が落ち込んだ中で為替損が発生して来季の利益は激減する。
短期的にく日経ダウが20000円を回復しても長くは続く事無く、逆に20000円が上値の壁になり
跳ね返されて、一月中にも18000円中半まで大きく下落すると考えている。
一喜一憂は最も危険な投資行動を誘発するので、世界経済の動向を冷静に判断すべきである。
世界的にボラタイルな相場が続いているのは、投機筋が暴れまわっている事の証であり
彼等(買い方)は昨年の二の舞を避けるために空売り及び先物売りを仕掛けて来るであろう。
兎に角、底値が全く見えない現状では、市場に参加せずに静観するのが最善である。 naniwa335

