マニアックな読者の皆様、お早う御座います。
読者の皆さんは正月三が日最終日をゆっくりお過ごしでしょうが
僕は事務所でスイスからの大量のReportを確認している最中です。
新年早々、為替も薄商いの中でアルゴリズムが発動し、一時は104円/$台まで円高が進行
中国経済指標の悪化を受けて、時間外でも下方修正したApple株が急落…
将又、リスク資産の逃避で米国債券に資金がシフトして米国長期金利が急低下し
辛うじてNYSEは上昇して引けたものの明日の未明には大幅反落は不可避…
CME日経ダウ先物は19500円を割れて19300円前後…大発会の明日は大量の日本株売り
円買いで19500円割れは粗確実で、為替如何では19000円割れも視野に入ってきました。
前回の記事でも触れましたが、確実に世界経済が失速する中で日経ダウを日銀が
買い支えて20000円を維持した事が完全に裏目に出るのは想像に難くない。
官製相場で作られた荒唐無稽の20000円に何の意味があるのか、皆目僕には理解出来ない。
大局を見ずに日本株だけを意識しても、買い手が日銀とGPIFだけであれば
海外勢は一気に円買い日本株売りを仕掛けるので17000円程度までは簡単に下落させられる。
スイスからのReportでは、欧州も日本もリーマンショック以来の大激震が起こると
報告されていて、特に日本に関しては消費税増税などはとても不可能な状態まで
景気が冷え込むであろうと言う見解である。
Global Risks 2019
- 1.米中間で全面化するハイテク覇権競争
- 2.大規模スポーツイベントへのサイバー攻撃とネット経由のIS浸透
- 3.米中対立激化で高まる偶発的な軍事衝突リスク
- 4.複合要因が作用し景気後退に転落する米国経済
- 5.自国第一主義が誘発する欧州統合「終わりの始まり」
- 6.大国間競争時代に勢力伸長を狙うロシア
- 7.焦る中国の「手のひら返し」がもたらす機会と脅威
- 8.増幅する朝鮮半島統一・中立化幻想と米韓同盟危機
- 9.米国の対イラン圧力政策が引き起こす中東不安定化
- 10.米中覇権「再規定」の最前線になるラテンアメリカ
上記は昨年12月にまとめられたPHP総研グローバル・リスク分析プロジェクトによる
10大リスクであるが、上記のすべてが直接的間接的に日本に直撃するのは言うまでもない。
本日は、明日の顧客対応に備えて今から準備を始めるので、スイスReportの詳細は割愛しますが
最後に春先迄の日経ダウ予想レンジと円ドル為替予想を示しておきます。
※尚、下記は飽く迄も我々欧州筋の予想なので、参考程度に捉えて下さい。
日経ダウ予想レンジ
17500~20500円
ドル円予想レンジ
96~111円
この様な予想は余りにもネガティブに見えるかもしれませんが、現状の世界的な景気後退局面を
鑑みれば、全く大袈裟(悲観的)なレンジではなく、日経ダウの下限に関しては逆に17000円割れ程度迄下振れする可能性も念頭に入れています。兎に角、一旦は日本株を投げるのが正解です。naniwa335

