マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

 

天候も荒れていますが、相場も大荒れで、本日未明のNew York市場も

600ドル下げた後に一気に買い方投機筋(アルゴリズム)と年金基金の買いが入って高値引け

ジェットコースターの様な動きに付いて行けない個人投資家…中長期展望は未だ見えない。

 

 

無論、日経ダウに関しても19000円台で最終日を終えるより20000円台を何とか維持して

引けてくれた方がいいに決まっているが、株を枕に年越しなんてとてもじゃないが不安で出来ない。

仮に本日力技で日銀とGPIFが買い支えて20000円の大台を維持しても特に意味はない。

 

今年終盤のまさかの暴落と市場でも囁かれているが、これだけNegative材料が揃っていた中で

逆に11月まで相場が高値止まりであった事自体がおかしかったのが本当のところである。

個人的には12月は大納会に向けて株価が大きく上昇する所謂「掉尾の一振」と言った

アノマリーなどは全く信じていなかったので、早めに株式比率を下げていた事は正解であった。

 

これは取りも直さず来年に世界経済が大失速すると言う予兆であって、テーパリングが進む中では

市場に回る資金が減るのだから、欧米の金利は上昇に向かい個人消費や企業活動が鈍ると同時に

投機資金も減少するので株式相場にとっては受難の年になる。

 

2019年は2008年のリーマンショックの様な激震が走る年になると見ているので顧客の

株式比率を大きく減らして、債券とcommodityを増やしつつ金融資産の半分はキャッシュ化して

相場暴落に備えたい…底を確認してから参入するスタンスである。

 

因みに我々(欧州筋)が予想する来年日経ダウ予想レンジは

 

15500~21000円

 

で、上下5500円と若干値幅を広く取っているが、底値は15500円以下も念頭に入れている。

そんなに幅が出るのかと思われる読者さんもいるかと思いますが、直近10月バブル後最高値24000円強を更新して僅か2か月で19000円割れまで一気に暴落した事からも決して不思議ではない。

 

【引け後雑感】

神戸は寒いですが、雪は降っていません。

関越自動車道は大変な事になってますし、北陸地方は大寒波で豪雪の様なので

国内全体が積雪の可能性が高いので読者の皆さんもくれぐれも不要不急の外出は控えて下さい。

 

さて、本日は大引け間際に20000円割れそうだった為に明らかに日銀のETF買いが入りました。

20000円をどうしても維持して終えなければ安倍政権にとって都合が悪いのは分かりますが

投資家もこの様な八百長市場に興味を示さなくなります。

 

安倍総理の意向を忖度した日銀の引け間際2分のETF買いで

辛うじて200000円を維持して2018取引最終日を終えた日経ダウ

 

ETF買いにぶつけて売る投資家のやれやれ売りが増えるばかりで、逆に相場の重石になっている事が

分からないのでしょうか?ETF買いが当たり前…麻薬中毒の様な不健全極まりない相場です。

恐らく日銀のETFは30兆円位積み上がっている筈ですが、出口でどの様に売って行くのでしょうか?

来年の相場(日経ダウ)は確実に最低でも17000円程度までは下落するので、そうなれば

含み損が出る筈ですが、それを回避する為に益々買い上がるのでしょうか?

 

大引け後円高が加速して、日経225先物も17:00現在で19800円に下落…

妙な操作をせずに19500円程度で終えていれば、来年大発会の発射台水準が低くなって

買い意欲も出るでしょうが、逆に19500円割れで始まってしまうと、本日売り遅れた個人投資家の

投げ売りが加速して大発会19000円割れで終えると言うリスクも日銀は考えなかったのでしょうか?

 

まぁ~、単細胞な安倍総理の考える事なので、この程度の想像力も働かないのでしょう。

僕のファンド仲間が数年前にジョークで「‘Buy my ABENOMICS’が‘Bye Bye ABENOMICS’に

聞えて仕方ないよ」と言ってた事を思い出しました。海外からも以前からバカにされてます。

 

兎に角、師走の大暴落で大きく痛んだ投資家も本日を以て今年の相場を終えましたが

来年はこの程度の下落では済まないので、春先までは「休むも相場」で静観しましょう。 naniwa335