マニアックな読者の皆様、こんにちは…

日経ダウは17000円を挟んで行って来いの往来相場…今日上がったら明日下るのボラタリティーの高さから見ても企業業績とは無関係に単純な投機筋に寄るオプションの攻防が発生しているだけです。

順番から言えば、明日の日経ダウは未明のNYダウと為替動向如何では再度節目の17000円を割り込み今日の上昇分300円全てを打ち消す可能性も否めない。

考えて見れば分かりますが一日だけで企業の業績が上振れたり、悪化したりはしませんよね。

個人的には、顧客トータルの日本株保有比率を総金融資産の7%程度まで減らしているので、仮に日経ダウが15000円を割れても影響がない状態です。
日本株中心の運用をしていた顧客もアベノミクスと官製相場に依存した日本株に関しては非常に疑心暗鬼なので、昨年10月までに大半の株式を売却して、現状では完全に静観モードに入っています。

また、今年は確実に下落するであろう新興国株式投信保有比率も昨年10月に20%から一気に10%前後まで落としてキャッシュポジションにしており、リスク資産は米国株とドル建て債券、及びドル預金の23%、それに金やプラチナの商品が10%程度で、残りの50%はキャッシュと変動金利10年国債に充てているので、日本がデフォルトしない限りは資産の大幅な下落は避けられそうです。

詰まり、今年は世界株式市場は大きな要請局面に入ると見ていているので、顧客には我慢して貰って下手にリスクオンせずに静観する方向に舵を切っている訳です。

そんな中でのGPIFの運用比率の見直し…昨日の記事でも触れましたが、大きな損失を齎した無責任極まりないグリンピアの残党(天下り先)であるGPIFが、国民の財産を保全できる筈がない。
そして、この独立行政法人(所謂独法)に従事する輩は法外の報酬(年俸で2000万以上)を得ている事は確かなのだが、批判の矢面に立たされるので、決して公表はしない。
マスコミも、他人の金を湯水の如く使い放題のGPIFに関しては、もっと突っ込んだ取材をすべきだろう。

無論、給料泥棒でしかない株式のド素人である彼らが運用する訳ではないが、手数料目当ての投資顧問業者や証券会社に唆されていい加減な運用をするのは火を見るよりも明らかである。


仮に失敗してもその責任の所在が明らかでない日本独特の悪しき慣習…この世の末である。
仮に失敗してもと言うより、この機を逃すまいと手薬煉を引いて待っていた所謂スペキュレーション取引主体のマクロ系投機筋に弄ばれて99%の確率で失敗すると見ている。

一方、国家公務員(及び地方公務員)の共済年金はGPIFとは別の債券中心の堅実な(安全)運用になっている事をどれだけの民間人が知っているだろうか?

分かり易く言えば、運用者(グリンピアの残党)や官僚は共済で確実に年金を受給できる安全運用で、先がどうなるかリスク資産は民間人の年金で運用してみようと言う実験みたいなものである。
米国の圧力で、リスク資産運用に舵を切った日本株式市場…海外投機筋にとっては、売り浴びせに寄る荒稼ぎの千載一遇のチャンスで美味しい果実になるであろう。

                  GPIFは美味しいカモネギ(ひひひ)


自民党は、完全に国民を舐めている…こんな政党(与党)しか選択肢がない日本の悲しい現状を他の野党は不甲斐ないとは思わないのであろうか?

確かに隣国の韓国や中国に比べれば、日本は平和で物質的にも遥かに恵まれている国家である事は認めるが、だからと言って公僕が国民の利益に背反する行動を(水面下で)好き勝手に何でもやってもいいと言う道理にはならない。

折角、民間人の能力が高いのに(本来なら国益優先の筈の)公僕たちによって、その貴重な財産や富がシロアリの如く食い荒らされてしまったのでは、民間のモチベーションが上がる訳がない。

特に今回の記事に取り上げたリスク資産運用と言うのは金融や経済音痴の日本人には最も向いていない分野にも拘わらず、将又本来であれば国民投票で決定されるべき重要な案件にも拘らず、国策だからと言う大義名分の下に自民党が勝手に能無しのGPIFに虎の子の年金基金運用を中半強引に押し付けた格好であり、この悲劇をどの様に受け止めていいか分からない程、絶望的な気分に陥っている。

さて、そろそろ世間知らずで井の中の蛙の日本には見切りをつけて、地政学的リスクが低く、経済的にも安定している豪州やカナダの海外にでも移住しようか真剣に考えている昨今である。         naniwa335