マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

予想通り、住民投票はロシア編入に粗決定。

安保理は認めない意向だが、ロシアが拒否権を発動するので事実上ロシア編入に向けた動きが強まりそうだ。

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欧米は制裁も辞さなとロシアをけん制しているが、既成事実が出来た以上、そんなに簡単には引かないであろう。
妥協点を模索する為の対話路線がどうなるか全く分からない現状だ。

Yen Holds Gains as Crimea Vote Condemned by U.K.

  3月17日(ブルームバーグ):17日のアジア早朝の外為市場で円相場は対ドルで続伸。ロシアと欧米諸国の関係が冷戦終結以来最悪となる中で、安全通貨への需要が強い。先週は1月以来の大幅高だった。

ユーロ相場はオーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルとともに下落。クリミア自治共和国の住民投票の出口調査で、ロシア編入への賛成が過半数を占めた。

シドニー時間午前6時18分(日本時間午前4時18分)現在、円は0.1%高の1ドル=101円26銭。円は対ユーロで0.2%高の1ユーロ=140円75銭。ユーロは0.1%安の1ユーロ=1.3900ドル。

豪ドルは0.2%安の1豪ドル=0.9012米ドル。NZドルは0.1%安の1NZドル=0.8533米ドル。

原題:Yen Holds Gains as Crimea Vote Condemned by U.K., EuroWeakens(抜粋)


当然であるが、この結果を受けて全通貨に対して円の需要が増して独歩高の様相を呈しつつあり、崩壊寸前の日本株式市場に更なる追い打ちを掛ける可能性も出て来た。

引け後雑感

出来高が少ない中で循環物色も続かず、材料の出たソフトバンク、中型株の日東電工などは上昇したが追証発生を嫌った個人投資家の投げ売りもザラ場では見られた様である。
但し、大引け間近には持ち高調整の先物や現物の買いも入り、先週末のSQで暴落を伴う裁定の解消売りが進んだ為に投機筋の売り圧力も一巡した可能性が高い。

東証大引け、4日続落 1万4277円 ウクライナ警戒で「海外勢の売り」観測


17日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落。終値は前週末に比べ49円99銭(0.35%)安の1万4277円67銭だった。ウクライナ南部のクリミア自治共和国が16日に実施した住民投票でロシアへの編入支持が圧倒的多数を占めた。住民投票の実施そのものに反発していた欧米はロシアに対し追加の経済制裁に踏み切る構え。ロシアとの間で緊張が高まるとの警戒から、幅広い銘柄に売りが広がった。

日経平均4日続落、49円安1万4277円

日経平均4日続落、49円安1万4277円

 投資家がリスク回避の動きを強めるとの見方から早朝の外国為替市場で円相場が1ドル=101円台前半に強含んだことも日本株の売りを誘った。売りが一巡した後はこれまで下げ続けてきた主力株に買い戻しの動きも出て、日経平均は下げ渋り。一時上げに転じた。クリミアのロシア編入承認は織り込み済みとの声もあった。

 もっとも、ロシアに対する欧米の経済制裁の内容とその結果については不透明要因が多く、上値では戻り待ちの売りが優勢。電気機器など輸出関連株にとどまらず、不動産や建設など内需関連株に売りがかさみ、午後には日経平均の下げ幅が100円を超える場面があった。「世界的に運用リスク回避の動きが強まるなか、海外勢が日本株の持ち高を落としている」(国内証券)との観測も聞かれた。

 JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)も4日続落。下落率は日経平均を上回った。日経平均株価とTOPIXを比較したNT倍率は12.36倍と昨年12月30日以来の水準に拡大した。

 東証1部の売買代金は概算で1兆8680億円、売買高は19億9496万株。東証1部の値下がり銘柄数は1511、値上がり銘柄数は213。値下がり銘柄は全体の84%を超え、ほぼ全面安の様相。変わらずは68だった。

 業種別TOPIXは全33業種中32業種が下落した。「不動産業」「建設業」「ガラス土石製品」の下げが目立った。一方、上昇したのは「情報・通信業」のみ。

 ファナック、ファストリなど値がさ株が下落。パナソニックやソニー、エプソンのほか、ホンダ、デンソーが下げた。菱地所や鹿島が売られ、イオンが大幅安となった。半面、中国の電子商取引最大手アリババの米国上場計画を受け、筆頭株主のソフトバンクが大幅高。1銘柄で日経平均を44円ほど押し上げた。トヨタ、JT、三越伊勢丹、クボタが上昇した。

 東証2部株価指数は4日続落。日本鋳造、Jトラスト、不二サッシ、朝日インテク、アルインコ、日本精機が下落。半面、田淵電、BS11、ジャムコ、昭和飛、上村工が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


無論、ウクライナ情勢の先行きは未だに不透明であり逃避通貨として円高が進行した為に本日の日本株式市場は続落したが、ある程度ウクライナ懸念を織り込んだ中でのこれ以上の直接的な日本株暴落要因は余り考えられず先週から1週間で1000円程下落していてテクニカル的にも売られ過ぎのサインが点灯しており(条件として)為替が101円/$台後半~102円/$台前半で安定して推移すれば明日は自律反発で200円~300円程は上昇するのではないかと見ている。

兎に角、クリミア半島の先行きは不透明だが、シリアの時もそうだった様に未解決のまま時間が過ぎて、双方の妥協点を探りながらのソフトランディングを期待したい。
相場は「もう駄目か?」と、皆が悲観一色に染まり投げ売りをした時にチャンスが訪れる。naniwa335