ウクライナ懸念で未明のNYSEは先週末比マイナス150㌦強の大幅下落。
そんな中、上昇しているのが金…分散投資ではやはり欠かせない資産であると言えます。
NY金、大幅反発 4月物1350.3ドルで終了 ウクライナ緊張で
- 2014/3/4 6:36
【NQNニューヨーク=横内理恵】3日のニューヨーク金先物相場は大幅に反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前週末比28.7ドル高の1トロイオンス1350.3ドルで取引を終えた。一時は1355.0ドルと昨年10月30日以来、約4カ月ぶりの高値を付けた。ウクライナを巡るロシアと欧米の緊張が深刻化。投資家が株式など運用リスクの高い資産を売り、実物資産の裏付けのある金先物に資金が流入した。銀、プラチナはともに反発した。
2014年1/21~3/4 金価格チャート(円/g)
無論、再三指摘している様に金やプラチナ、原油(先物)は全て基軸通貨であるドル建てなので円高になると上昇分が相殺されますが、逆にドル高になれば金やプラチナの価格が変動しなくても円換算での評価は上昇します。
さて、本日の日経ダウ寄り付きは続落は避けられず14500円前後を挟んでの展開になりそうですが、為替が然程円高に振れていないので昨日の様な乱高下は避けられそうです。
引け後雑感
う~ん、やはり本日は先物主導の裁定買いを伴っていない割にはよく自律反発したと言えます。
また、昨日仕込んだ三井住友も信越化学も高い所で半分(約一億円強)売り抜けて貰いました。
利確千金…昨今の様に外部環境が混沌として明日はどうなるか分からない時には利益が200万(一人頭10万)でも即時にキャッシュに変えるのが鉄則です。
ただ、依然として含み益を維持しているとは雖も日東電工が大幅下落したので少々痛いですが、投機筋の先物主導に伴う裁定買いが入るのを期待して少なくともSQ日前日まではホールドの予定です。
私的事情はさて置き、ウクライナ情勢は本当に落ち着きを取り戻したのでしょうか?
日経電子版の解説を見てもいまいち説得力に欠ける様に思います。
東証大引け、5日ぶり反発 リスク回避一服、値ごろ感の買い
- 2014/3/4 15:47
4日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶり反発。終値は前日比69円25銭(0.5%)高の1万4721円48銭だった。ウクライナ情勢の先行き不透明感を受けて安く始まったが、投資家のリスク回避が一服したとして外国為替市場で円相場が1ドル=101円台後半に下げ幅を広げ、投資家心理がやや改善。前日まで4日続落していたことで市場全体に値ごろ感が出ていたこともあり、押し目買いが入って次第に上昇に転じた。
市場では「ロシアがクリミア半島を実効支配したことでウクライナ情勢は膠着する」(カブドットコム証券の山田勉マーケットアナリスト)との見方もあり、株高を支援した。前場中の11時すぎには大証の日経平均先物の売買に障害が発生して取引を一時停止し、前引けにかけては様子見姿勢が強まったが、影響は一時的だった。現物株取引終了後の15時すぎの大証先物市場では、日経平均先物3月物が一段高し、上げ幅は250円を超える場面があった。インタファクス通信など海外メディアが「ロシアのプーチン大統領が軍事演習中の部隊に帰還を命じた」と相次いで伝えたことを受け、ウクライナ情勢を巡る緊張が和らぐとの見方が買い戻しを誘った。
JPX日経インデックス400は5営業日ぶり反発。前日比61.91ポイント(0.6%)高の1万0892.99だった。東証株価指数(TOPIX)も5営業日ぶりに反発し前日比7.35ポイント(0.6%)高の1204.11だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆7706億円、売買高は19億3199万株。売買代金は3営業日ぶりに2兆円を下回り今年最低だった。東証1部の値上がり銘柄数は1310、値下がり銘柄数は377、変わらずは99だった。
ソフトバンクやトヨタ、パナソニックが上昇。菱地所、住友不の大手不動産株、楽天やアステラスも上げた。ブリヂストン、NTTも高い。一方、JTやLIXILグが安い。野村やみずほFGの金融株の一角や日産自、ソニーが下げた。
東証2部株価指数は5営業日ぶり反発。不二サッシや富フロンテクが買われた。半面、AGCapやゼニス羽田が売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
無論、「14500円割れでは買い。」と言うスタンスは本日だけ見れば見事に功を奏した形ですが、仮に近日中に102円/$までドルが買い戻されたなら15000円を再度試す可能性が高いと言う反面、逆もまた真なりで、101円/$まで円高が進行した場合には下値14000円まで意識せざるを得ない何とも悩ましい相場です。
ウォーレンバフェット氏は、地政学リスクは気にしないと言い切っていますが動かすのが可能な運用資金が多くても3億円程度の(顧客である)個人投資家にとっては数千万の損失は流石に痛いし、増して大半の個人投資家は500万とか1000万程度の少額しか余裕(運用)資金が無い訳ですから彼(ウォーレンバフェット)と同じ様な(悠長な)投資スタンスは当て嵌まらないという事です。
特に日本株に固執して宝の山である欧米株(成長が見込める優良企業)に関しては殆ど知識がないと言える俄か投資家にウォーレンバフェットの投資スタイルを真似ることを進言する事自体がナンセンスという事になります。
米投資家バフェット氏「ビットコイン、通貨でない」
- 2014/3/4 10:57
米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は3日、米CNBCテレビに出演し、インターネット上で流通する仮想通貨ビットコインについて、「通貨とはいえない」との見方を示した。値動きも非常に荒く、「10年、20年後に見かけなくなっても驚かない」と話した。
ウクライナ情勢の緊迫化について聞かれると、そうした地政学リスクは株式投資を回避する理由にはならないと述べた。同氏は、マクロ経済の状況には振り回されず、企業の本質的な価値を見極めて投資する手法を貫く。3日のテレビ出演時もその姿勢を維持し、有事の際も、株式のような生産的な資産を超長期で保有したほうがよいと述べた。(ニューヨーク=蔭山道子)
現状では、為替も一応の落ち着きを見せていてこのまま夜半のNYSEが反転上昇すれば明日の日経ダウも続伸するかもしれませんが、ウクライナ情勢に関して様々な憶測や情報が錯綜している中では何が起こっても不思議ではないので、投機筋が大義名分にどんな情報を利用してどの様な判断を下そうとしているかを慎重に見極めたいと思います。 naniwa335