マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

遂に恐れていた世界同時株安が齎される段階に入ったのでしょうか?

やはり、2008年と同様に金融バブルで投機筋による思惑だけで吊り上げられた荒唐無稽な世界株式市場はいとも簡単に崩落するのでしょう。

特に金融緩和と財政支出で裏付けのないままに実体経済の1.5倍にまで膨らんだ薄氷相場である事は誰の目から見ても明白だった日本株式市場の崩落は予期出来ていた筈です。
無論、一定の為替水準が維持できれば暴落しても適正水準の12000円(年中半~盆休み)が下限だと推察できますが、一度12000円迄突っ込むと再度16000円を試すのは極めて困難であり、12000~14000円のボックスレンジで低迷して約8か月続いたアベクロ相場も短期間で終焉を迎えそうです。

中国の信託商品の窮状、ソロス氏指摘の08年危機との類似点

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  1月24日(ブルームバーグ):中国で30億元(約510億円)規模の信託商品がデフォルト(債務不履行)寸前の状態に陥っている。この商品をめぐる経緯は、米資産家ジョージ・ソロス氏が先に指摘した2008年の世界金融危機と中国の債券市場との「不気味な類似点」を想起させるものだ。

世界で最も利益率の高い銀行である中国工商銀行 は、同行が販売を手掛けたこの信託商品について、損失補償の要求を拒否している。同商品は中誠信託が炭鉱会社の資金調達のために組成。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは典型的な銀行バランスシート 外の金融商品だと指摘している。資金調達先の炭鉱会社、山西振富能源集団は、筆頭株主が違法な預金受け入れで逮捕された後、12年に破綻。この3年物の信託商品「誠至金開1号」は今月31日に償還期限を迎える。

ムーディーズの最新の推計によると、中国の12年末時点のシャドーバンキング(影の銀行)の債務は4兆8000億ドル(約500兆円)に上り、同国の同年の国内総生産(GDP)の55%に相当する。投資家は23日、工商銀の上海支店での会合で資金の払い戻しを求めた。米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破綻で同社の仕組み商品「ミニボンド」に損失が出た時、投資家は同じように香港の銀行に払い戻しを訴えていた。

ムーディーズのシニアクレジットオフィサー、クリスティーン・クオ氏(香港在勤)は、「複雑なクレジット連動商品が銀行の販売網を通して個人投資家に販売されており、今回の件はリーマンのミニボンドを想起させる」と指摘。「透明性の欠如により不適切な販売が行われていたかどうかは明確ではなく、誰が損失を負担するかも不明だ。事情がどうであれ、商品の組成者と販売者の評判は低下した」と説明した。

ソロス氏は論評用ウェブサイト「プロジェクト・シンジケート」への2日の投稿で、米国の危機前の金融情勢と「不気味な類似点」があるとしながらも、中国政府は銀行を管理し、中国人民銀行(中央銀行)の提唱する構造改革よりも、経済成長の確保を優先していると指摘。「溶鉱炉の再稼働は急激な債務拡大の再燃を招くが、それはせいぜい2年程度しか持続できない」というのが中国の政策の矛盾点だとしていた。

カリスマ投資家であるジョージソロス氏が警鐘を鳴らした場合には必ず相場はその様に動く…これは取りも直さず彼自身がポンド危機やアジア通貨危機を演出した張本人である事に他ならず、十分な資金力やコネクションは無論、それだけの手腕(ノウハウ)を持ち合わせている証であり決して彼の意見に逆らってはいけない。

ブラジルやトルコはそれなりに下落基調にあるが、未だ高い水準を維持している南アやインドが下落トレンドに転じれば、世界需要の受け皿を失ってしまい、先進国の株式市場も連鎖的に下落するのは確実である。

SENSEX指数 直近一年チャート(インド)



JSE アフリカ40種指数 直近一年チャート(南ア)



誰が考えても過剰な資金が流入して高騰しているに過ぎず、仮にこの二つの市場が下降トレンドに突入すれば、リーマンショックとは言わなくとも世界各市場はそれなりのダメージを受けるのは確かである。

間違っても暴落が必至の週明けに値頃感だと思って手を出すのだけは愚の骨頂になるので慎むべきである。
慌てなくても、年内に暴落を伴いながらダウが12000円近辺までは下げるので、その時に考えればいい。

俄か投資家にとってのNISA元年は悲惨な結末を終えるだろう事だけは容易に推察出来る。naniwa335