マニアックな読者の皆様、お早う御座います。

いよいよ、夕方には消費税増税が閣議決定される。

本来は消費税は20%にならないと年金基金や医療予算は維持するのは難しいが、8%に上げるだけで国民の反発を買い、これだけすったもんだするのだから日本の将来は真っ暗である。
確かに、年金受給者の年金は減り物価が上がれば今まで以上に生活は苦しくなるので、低所得者層に対しては何らかの対策も必要だが対策に財政が使われれば元の木阿弥で一体何をやっているのか分からない。

兎に角、自民党を選んでアベノミクスに乗っかったのは国民全体の選択なのだから、今は耐え忍ぶしかないであろう。

さて、本日は米国政府機関閉鎖懸念で未明のNYSEは下落したが、既に昨日織り込んだ形で日経ダウが300円下落したので、自律反発の買戻しが入りそうである。また、為替も98円/$前半で推移している事も追い風になりそうである。

17年ぶりの米政府機関閉鎖に近づく-歩み寄りの兆し見られず

ShareGoogleチェック

  9月30日(ブルームバーグ):暫定予算をめぐる米議会の行き詰まり状態は打開の兆しが見られず、17年ぶりの一部政府機関の閉鎖が近づいている。

米上院は30日、下院の最新の修正案を54対46で否決。閉鎖回避の期限である30日深夜(日本時間10月1日昼すぎ)が迫る中、下院共和党に対し再び判断を迫った。

上院共和党は政府機関閉鎖を回避するため期限を1週間延期する案を提示したが、リード民主党上院院内総務は拒否した。民主党側はベイナー下院議長(共和党)に対し、条件を付けない暫定予算の採決を容認するよう求めた。

この要求に対し、ベイナー議長は「それは実現しないだろう」と発言。下院共和党指導部はこの日、リード院内総務に拒否された案の採決を計画している。同案には医療保険改革法の実施延期などが含まれる。

ただ同案には共和党内部でも、無条件での暫定予算案受け入れを主張する議員や、医療保険改革法の予算執行停止をあくまで求める議員が反対しており、可決されるかどうかは不透明だ。

政府機関閉鎖が経済成長に悪影響を及ぼすとの懸念が広がり、米株は下落。米10年債利回りは一時、8月12日以来の低水準を付けた。

原題:Government Nears Shutdown as Parties Reject Paths to Deal(1)

10/1:早いもので今年も残すところ3か月…今日の相場はある意味今後の展開を占う上で重要かもしれないが、一喜一憂しても仕方がない状況に変わりはなく、国内問題だけでなく混沌とする外部環境からも激動の年末を迎えそうである。

引け後雑感

取り敢えず、プラスで引けたが国内外のニュースに振り回される方向感のない展開…先物も迷いが見られるくらい先行きが不透明感で溢れている証拠である。

実際に増税となれば、一部の駆け込み需要(都心部の不動産等)はさて置き、必需品の物価が上昇する分贅沢品は必ず買い控えられる。マクロで言えば、合成の誤謬傾向が強い日本国民特性から益々、財布の紐は固くなる。

詰まり、余程経済効果がみられる経済政策が打ち出さなければ、国民所得は必ず減少するので名目GDPは伸びない、若しくは減少する公算が高い。そうなれば、税収は落ちて消費税増税分は打ち消される…

本来なら、20年前から段階的に引き上げて少なくても現状で15%まで増税して経済成長しなくてもいいから財政緊縮の道を取るべきであった。ところが、デフレ下での8%という中途半端な増税は再び経済活動を停滞させるリスクが遥かに高い。

結局、今となっては増税しようが、先送りしようが国内経済が上向くと言う可能性は殆どない。

余りにも遅すぎた…国家債務が少なくても20年前の300兆以下の時にこの政策を刊行していたなら、日本はデフレを脱出できていた可能性が高かったが、国家債務が1000兆に膨らんだ状況では、アベノミクスも砂上の楼閣に他ならない。早かれ遅かれ一度はガラガラポンする運命にあると言える。

何度も言うが日本には長期国家ビジョンが全くないので、その場凌ぎの小手先で辻褄を合わせようとするが、詐欺師が嘘を隠すために幾つもの嘘で取り繕うパターンと同様に最後には大きな矛盾(弊害)が、重く伸し掛かり破滅する。

It is too late to start over again!今後の日本がどの様な形で破綻するか興味深い。 naniwa335