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米国の金融政策に振り回される昨今の世界市場…商品市況が回復すれば大崩れは防げるかと言えば、そうでもないだろう。

FOMC議事録:緩和縮小に一層の雇用改善必要-多数が指摘

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  7月10日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)が10日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、6月18-19日開催)の議事録によれば、メンバーの多くは、月額850億ドルで実施している債券購入のペース減速を開始するには雇用の上向きを示すさらなる兆候が必要との認識を示した。

議事録では「多くのメンバーは、資産購入ペースの減速が適切になるには労働市場の見通しが一段と改善する必要があると指摘した」と記した。

また「メンバー数人は資産購入の縮小が近く正当化される可能性が高いと判断した」とし、これらメンバーは「昨年9月の会合以降続く失業者の減少や、現在見られる民間部門での雇用増加」で、労働市場が改善されたとの確信を強めたと加えた。

ただ、購入ペースの減速開始時期について全てのメンバーが合意しているわけではない。議事録によれば、幾人かは「資産購入ペース減速の前に、予想される経済活動の加速が起きることを示すさらなる兆候も必要」だと指摘した。

バランスシートの道筋

FOMCでは、12地区連銀の各総裁に7人のFRB理事を合わせた総称を「参加者」と表現する。「メンバー」とはFOMCで投票権を有する12人の参加者を指す。

議事録によれば、バランスシートの適切な道筋をめぐる議論では、参加者19人のうち「約半数」が「今年遅くに資産購入を終了するのが恐らく適切だろう」とし、「他の参加者の多くは2014年に入っても継続するのが適切となる可能性が高い」と指摘。一方で「2、3人」は6月の会合での減速もしくは終了を望んでいたことが示された。

原題:Many on Fed Want Further Jobs Improvement Before TaperingQE (1)(抜粋)

なんとか、米国の景気回復期待で世界株式市場も暴落は免れているが、裏を返せば米国の経済成長が市場予想を下回り始めれば非常に危うい状況である事に変わりはない。

リーマンショック後の受け皿であった筈の新興国の景気後退は深刻なので、日米だけが世界経済を牽引するには余りにも微力である。

引け後雑感

やはり、米国の金融緩和継続濃厚・・・裏を返せば、米国も本格的な経済回復には程遠いという事の表れである。

最近は辻褄の合わない解説が多すぎて投資家も右往左往・・・実体を反映しているとは思えない株価水準では投資家心理も疑心暗鬼が渦巻くので14500円の壁は当然厚くなる。

本来なら金融緩和継続なら円キャリーのリスクマネーが米国及び世界市場に流入してドル高に動いてもおかしくないが、全く逆・・・誰にも説明は出来ないし、理論通りに動かないのが行き過ぎた金融緩和の大きな弊害。

兎に角、参院選後は経済以外にも問題山積で八方塞がりの中で実体経済が日銀の発表の様に上向いていない事が確認されれば、自民党も危うい状況に陥るであろう。

世界中がケイオス(カオス)状態の中で、外需頼みの日本にどの様な将来展望があるのか全く見えない。
こうなったら日本国民一蓮托生なので慌てず騒がず静観したい。   
naniwa335