マニアックな読者の皆様、こんにちは…

白川元日銀総裁…地味ではあるが経済理論に忠実な舵取り
黒田新日銀総裁…政府に唆されて経済界や市場に受けを狙うナルシスト

白黒のオセロゲームの様に今は黒が優勢なようだが、両端を取るのは白であろう。
そして、真っ白にひっくり返されるのは間違いないであろう。

刑事ドラマでもそうであるが、潔白は白で本星は黒…論理的ではないが、先行きを暗示している様に思えて仕方ない。

詳細は複雑なので割愛するが、黒田金融政策は実体経済に資金が回らない場合は、投機資金に回って、資産バブルだけを誘発する。株式市場だけが上昇するのであれば問題ないが、穀物や原油等の市場に資金が流入して2008年半ばの様な庶民の実生活に悪影響を及ぼすインフレを齎酢すだけで経済は疲弊する。

また、投機資金にだけ回るのを回避する措置としては、ベースマネーを輪転機で発行して、その資金で国債を直接引き受けて公共投資を促す方法しか彼の発言からは読みとれない。文字通り、ヘリコプターで市中にばら撒く訳だ。
その場合には、歴史が語る様に生産性のない箱物や道路工事にばら撒く言ったムダ金になるので、相対的に貨幣供給過剰でマクロ的にも物価は上昇する。

詰まり、どちらにしても不況下の悪いインフレ(スタグフレーション)しか誘発しないので、日本経済は破綻に向かうのは確実である。

さて、黒田発言は余りにも低レベルの内容なので、これ以上は触れるつもりはない。
近い将来ににその政策の綻びや過ちが白日の下に晒されるのは間違いないであろう。


問題は、昨年末から始まった週刊誌の異様なまでの煽りである。
アベノミクスの次はアベクロ大相場特に週刊現代と週刊ポストの記者や編集部のレベルはワイドショウ並に低い。

「長期上昇トレンドに完全に突入。年内15000円で5年後には30000円も射程に入った。」

根拠なく煽り立てる俄経済学者気取り…完全に、脳みそが腐っている。
経済学、金融額の基礎の基礎から読み直すべきだが、その様な能力もないであろう。

彼らが比較するのはいつも小泉相場であるが、新興国が高度成長していた当時と状況が全く違う。
また、当時の日本国家の借金も500兆~600兆であった。加えて5年前より経済的に致命的な少子高齢化も確実に進んでいる。

金融緩和が少なすぎたというが、経済規模から言えば日本が一番金融緩和の規模は大きい。
然しながら、民需が伴わないので信用乗数が小さくなり、マネーサプライは思った程に伸びなかった。
それでも対GDPに対する総額(マーシャルのK=1.5倍)は、大きい。
通常は1倍を切るのが当たり前で、1倍を超えると言うのは最早経済発展は見込めない事を証明している。

にも拘らず、経済規模が2.5倍の米国とマネタリーベースの絶対額を同じにすると言った金融政策は金融政策ではなくて、単なるギャンブリングゲームである。然も、勝つことのないギャンブル…そんな事も理解できずに週刊誌は売り上げを伸ばすために大げさな見出しで購読欲を誘う。

以前から、週刊現代もポストも大した雑誌ではなかったが、現状ではB級のタブロイド紙に成り下がってしまった様だ。

ところで、ホリエモンが仮釈放されてインタビューに応じていたが、その中で今回は完全にバブルですね。バブルは必ず弾けますよ。」と慎ましく答えていた。彼に関しては賛否両論あるであろうが、バブルの寵児であった彼の一言は妙に説得力がある。

兎に角、週刊誌は政治経済に防衛や薬害等に関して凡そジャーナリズムとは乖離したプロ精神の欠片もない素人記者や編集者が多すぎ、これでは中国と変わらないミスリードが放任されて、一億国民層白雉化を齎すのは確かである。                                         naniwa335