マニアックな読者の皆様、こんにちは…
今年度業務は本日午前をもって無事?終了いたしました。

それにしても、今年は原発事故の一昨年にも増して混沌とした一年となりました。

欧州危機は精査すればするほど深刻な状況で、ECBによる先延ばし政策しかないと言った未曽有の経済危機。
米国はオバマが勝った事で、財政の崖が立ちはだかり問題は来年初まで拗れそうです。
中国は新体制になりましたが、この布陣では解放軍が勢力を増すのは必至で対日尖閣問題ではで強硬路線も辞さないでしょう。

無論、政治経済だけではなく尼崎連続不審死、及び死体遺棄事件などは、過去に於いても山下清の連続殺人、宮崎勤のサイコ事件、てるくはのるによる小学生殺人など、猟奇的な事件は数多くあったものの今回の様に数年に渡り、誰が見ても尋常ではない振る舞いを公衆の面前に晒しておいて警察沙汰にならずに9人もの死体や行方不明者、不審死などが放置された例は極めて少ない。
民事不介入もいいが、マニュアル通りにしか動かない警察官や刑事の勘が鈍って事件を未然に察知できないレベルにまで低下した事が大きいのでしょう。

ブログタイトルとは無関係ですが、著名人が年末にかけてドミノ倒しのように逝きましたね。
個人的には桑名正博の名曲「月の明かり」が肉声で聞けなくなったのは残念です。
また、中村勘三郎の死去も意外でした。一度は、難病の特発性両側性感音難聴を患ってから復帰して耳鳴りに悩まされていた僕も勇気を貰いましたが、間もなく食道癌を患い短い生涯を終えました。
他にも森光子など数多くの著名人が年末にかけて亡くなりましたが、日本の崩壊を目の当たりにする事無く天国に昇ったのはある意味幸せだったかもしれません。
これからの日本の暗い将来や崩壊に向けての衰退を暗示しているのかと思い耽る事もあります。

さて、本日の大納会…流石にザラバでは抜けた10400円を超えては引けませんでしたが、来年春までの上昇トレンドは外部要因による余程の波乱が無い限り粗確定したでしょう。
但し、財政の崖が大きく立ちはだかる可能性は払拭していないので留意は必要です。
ただ、ハードランディングさえ会費できれば市場に大きなインパクトは与えずに一時的な調整局面はあるでしょうが、大きな波乱はなく春先には大相場を迎えるでしょう。

また、為替に於いてもドルは90円、ユーロは120円を一度は試してきますから、株式市場もそこがピークになる可能性が高く、当面は11500円前後がターゲットになるでしょう。

但し、欧州も米国もデフレに足を踏み入れていて、現状では購買力平価がドルで85円前後、ユーロで110円前後まで下がっているのでこれ以上の過度な円安が続けば原料や燃料の価格がコストとして利益を圧迫するので、株式市場は極度な円安で業績不振に陥る事になり、ピークアウトして大暴落する可能性を大いに秘めています。

経済界の大きな間違いは円安=企業業績上振れ=株高という短絡的な発想しかできない事です。
確かに、原材料コストも変わらずに同じ売り上げが続くなら為替益を齎すので、株価収益率も大きくなり、当然株価も上がるでしょう。
然し、海外拠点が少ない多くの外需企業は過度に円安が進めば原材料コストは上昇し、頼みの原発の早期稼働は事実上不可能なので莫大な電気需要が伴うハイテクや自動車、機械産業は費用が増加した利益を圧迫(相殺)するので結局、構造的な不振に陥る。

経団連の米倉 弘昌会長の頓珍漢な自民党の円安株高歓迎発言は余りにも稚拙で語るのもあほらしい。
結局、公共投資で景気が回復すると言った旧態依然とした経済知識しかないので、あのような恥晒しな見解を堂々と公言できるのであろう…高度経済成長を未だに夢見る負の遺産と言っても過言でない長老はさっさと現役から引退すべきだ。

どちらにしても、個人の顧問業は年を通した総括では、かなりのパフォーマンスを示したのでいい年になったが、全く日本国の将来を考えたら喜ぶ気にもなれない。
極論を言えば、仮に僕の年間所得が3000万で10億程度の金融資産を保有していてもその大半が円預金や国債だとしたら円の価値が円売りで減価すれば国債も暴落して金融資産は半値八掛けにもなりかねない。
インフレヘッジで株を買うというのは過去の経験則で、先述した理由で株高は長くは続かずに何れ暴落する。

そうなれば、最終的にはやはりデフォルトの無い金やプラチナなどの商品に過剰流動性の資金が流入して高騰する。
また、グローバリゼーションが定着した現在でも、依然として圧倒的な決済通貨でもあり基軸通貨のドルは最後まで生き残る。

顧客のポートフォリオは平均で先進国株式20%、日本株式10%、金25%、新興国株式25%、ドル預金10%、米ドル債券といったところで、リーマンショック以前のポートフォリオから大きく比率が変わった。
今年は金とドルが予想通り上昇したので、日本株では運用が横ばいだったが全体では円換算で10%近く顧客資産は増加した。

最後に…殆どのニュースペーパーやニュース報道では「安倍総理の金融緩和期待で円安による株価上昇。」などと横並びのサマリーや論調が大勢を占めているようだが、これは大きな間違いで期待ではなく、短絡的且つ因習的なな公共投資と闇雲に日銀に圧力を掛けて円安に誘導するという安倍政策によって財政破綻が危惧される日本の売りだと言う事を忘れてはいけない。

当然ではあるが、自民党経済対策は大きな失敗を招くことになり、それに先んじて投機筋は日本株を売りぬき、新たに先物売りや空売りにどってん返ししてくるので、春過ぎには必ず大暴落する。

テレビ東京系では机上の空論しか能のないアナリストやストラティジストがリーマンショックやインサイダーなど不正事件のオンパレードで完全に信用を失った証券業界をなんとか活気づかす為にマッチポンプで根拠のない強気な発言ばかりをしているが、彼らの年初の予想は毎年度最終には70~80%外れている。
詰まり、彼らが日経平均は12000円~13000円のレンジで動くなどと言った年は必ず10000円を割って年末を迎える。

上がるか下がるかの二者択一で70~80%は外れるという確率は相当に酷い数字である。
アナリストなど全うな職業とは言えずどちらかと言えば詐欺師で、これなら道端に店を構えている胡散臭い占い師の方が相対的には信用するに値する。


然し、この稚拙で知能指数の低い証券アナリストや為替ストラティジスト、経済評論家ガ80%外してくれるのは、非常に僕にとっては有益で、彼らの逆を張れば80%上手く相場を予想できると言う事だ…勿論、皮肉だがその為の参考資料としての彼ら、若しくは彼女たちの価値は高い。

来年の事を話しても鬼が笑うであろうが、日銀総裁交代の時期がピークでそこを境に日本株は大暴落で元の木阿弥の8000円台に落ち着くだろう。現状でも企業の実力から言えば日経ダウ8500円前後が適正価格だが、超円安による国債暴落での国家破綻リスクを考えれば来年秋口にはリーマンショック後の7000円割れも視野に入れなければいけない。
良い悪いは別にして来年は波乱に満ちた面白い年になりそうである。     naniwa335

最後に、どうせ世界が近い将来に終焉を迎えるなら天国に行きたいですね。

           Led Zeppelin-Stairway to Heaven