皆さん、こんにちは…
本日は通貨オプションの応用編です。
仮に現状のスポットレートが1ドル82:00とします。
金融機関との相対取引で12月末が満期日の通貨オプションの80:00でのストライクプライス(行使価格)のプレミアムが3円(本質的価値+時間的価値)だとします。所謂インザマネー(ITM)の状態です。
10万ドルが最低ロットだとして30万円の支払い。
このままだと満期日にスポットレートに時間的価値を加えた83円以上になっていないとプラスは出ません。
そこで、12月満期の80円行使価格のプットの権利を売りに出して、プレミアムを享受してコストを相殺する訳です。
ところが、80円のプットはアウトオブザマネー(OTM)なので時間的価値しかなく、1円でしか売れないとします。
10万ドルで10万円しか受け取れない。
そこで、完全に相殺する為に最低ロット10万ドル換算の3倍のプットを売ります。
10万円×3=30万円
これで完全に相殺されてコストがゼロでオプションが組めるわけで、ストライクプライスの価格が損益分岐点になって満期日に83円になっていれば30万円が正味の利益になり83円が損益分岐点になる単純なコールの買より圧倒的に利益が出やすくなります。
次に、思惑に反して満期日(清算日)に80円になったとします。
その場合は権利行使価格と等価なので利益も損失も出ないので、正しくゼロで終了するので問題ありません。
ところが、満期日に77円までドルが下落した場合には、思わぬ損失を被ります。
一ドルに付き80円-77円=3円の支払い義務が発生。
プットの売りはコールの買の三倍の玉を建てているので30万倍になり、損失が90万になります。
詰まり、利益に対してリスクが3倍ハイリスクロウリターンの商品になります。
例えば10万ドルなので90万円の損失で済みますが、通常は対象通貨が米ドルの場合は1000万ドル単位の取引になりますから9000万の損失です。
以上は、非常に単純なケースですが、実際に通貨オプションを組む場合にはストライクプライスがスポットレートと離れたアウトオブザマネーの価格帯で買う権利と権利を売る裁定を絡ましてもっとレバレッジを効かせます。
その場合は、利益も損失も非常に大きなものになります。
また、相対の金融機関は損失を軽減する為にノックイン条項を付与するのが、通常です。
例えば、ドルが85円まで満期前に触れたら契約が消滅するというものです。
上記の例で言えば、5円×10万=50万の損失で済む訳で逆にコールの購入者は50万円の利益が確定します。
然しながら1000万ドル単位なら5000万の損失で、購入者は5000万の利益…丁半博打ですね。
さて、ここでリーマンショックの時の為替の大暴落を考えてみましょう。
○○大学や○○食品はこの様な通貨オプションを組んでいました。
プットの権利をピラミッド型に組んだ通貨オプションだったために、売っていたプットの権利が50倍位に膨らみ、105円前後が行使価格の通貨オプション取引が108円から88円まで暴落した為に全てのポジションが引っ掛かって100億円単位の損失を被りました。
某大学はこの悪魔のデリバティブのリスクの認識が無かったために資産運用でとんでもない損失を被って、大学の敷地や郊外キャンパスの土地を担保に取られてしまいました。
また、上場企業の財務部もゴールドマンサックスとこの様な取引をしたために、資産を大きく損ない資本の部分まで既存が発生して、本業が危うくなりました。
本日は通貨オプションの応用編です。
仮に現状のスポットレートが1ドル82:00とします。
金融機関との相対取引で12月末が満期日の通貨オプションの80:00でのストライクプライス(行使価格)のプレミアムが3円(本質的価値+時間的価値)だとします。所謂インザマネー(ITM)の状態です。
10万ドルが最低ロットだとして30万円の支払い。
このままだと満期日にスポットレートに時間的価値を加えた83円以上になっていないとプラスは出ません。
そこで、12月満期の80円行使価格のプットの権利を売りに出して、プレミアムを享受してコストを相殺する訳です。
ところが、80円のプットはアウトオブザマネー(OTM)なので時間的価値しかなく、1円でしか売れないとします。
10万ドルで10万円しか受け取れない。
そこで、完全に相殺する為に最低ロット10万ドル換算の3倍のプットを売ります。
10万円×3=30万円
これで完全に相殺されてコストがゼロでオプションが組めるわけで、ストライクプライスの価格が損益分岐点になって満期日に83円になっていれば30万円が正味の利益になり83円が損益分岐点になる単純なコールの買より圧倒的に利益が出やすくなります。
次に、思惑に反して満期日(清算日)に80円になったとします。
その場合は権利行使価格と等価なので利益も損失も出ないので、正しくゼロで終了するので問題ありません。
ところが、満期日に77円までドルが下落した場合には、思わぬ損失を被ります。
一ドルに付き80円-77円=3円の支払い義務が発生。
プットの売りはコールの買の三倍の玉を建てているので30万倍になり、損失が90万になります。
詰まり、利益に対してリスクが3倍ハイリスクロウリターンの商品になります。
例えば10万ドルなので90万円の損失で済みますが、通常は対象通貨が米ドルの場合は1000万ドル単位の取引になりますから9000万の損失です。
以上は、非常に単純なケースですが、実際に通貨オプションを組む場合にはストライクプライスがスポットレートと離れたアウトオブザマネーの価格帯で買う権利と権利を売る裁定を絡ましてもっとレバレッジを効かせます。
その場合は、利益も損失も非常に大きなものになります。
また、相対の金融機関は損失を軽減する為にノックイン条項を付与するのが、通常です。
例えば、ドルが85円まで満期前に触れたら契約が消滅するというものです。
上記の例で言えば、5円×10万=50万の損失で済む訳で逆にコールの購入者は50万円の利益が確定します。
然しながら1000万ドル単位なら5000万の損失で、購入者は5000万の利益…丁半博打ですね。
さて、ここでリーマンショックの時の為替の大暴落を考えてみましょう。
○○大学や○○食品はこの様な通貨オプションを組んでいました。
プットの権利をピラミッド型に組んだ通貨オプションだったために、売っていたプットの権利が50倍位に膨らみ、105円前後が行使価格の通貨オプション取引が108円から88円まで暴落した為に全てのポジションが引っ掛かって100億円単位の損失を被りました。
某大学はこの悪魔のデリバティブのリスクの認識が無かったために資産運用でとんでもない損失を被って、大学の敷地や郊外キャンパスの土地を担保に取られてしまいました。
また、上場企業の財務部もゴールドマンサックスとこの様な取引をしたために、資産を大きく損ない資本の部分まで既存が発生して、本業が危うくなりました。
参照

これで分かる様に忘れもしないリーマンショックの2008年9月~年末にかけて、大暴落が発生したのが分かります。
この様なケースでは、思惑と逆に出れば損失は際限なき広がりを見せます。
特にオプションの権利を売るという仕組みがなされている仕組債や通貨オプション、クーポンスワップは絶対に手を出したらいけません。
ゴールドマンサックスはサブプライム証券の指数を売って暴落で保有証券をフルヘッジして余りある利益を出したことからも、金融商品に疎い日本人には勝てる相手ではないのは明らかです。
日本の学校法人や医療法人、上場企業の一部が大損失を被った裏側でユダヤは莫大な利益を享受したと言う事です。
為替取引はゼロサムゲームではありませんが、ミクロで言う通貨オプション自体はゼロサムゲームで完全に日本の企業や学校法人はユダヤの掌の上で転がされて鴨葱になっていた事実は恥じるに値します。
以上、本日は金融商品の恐ろしさを知らしめたく記述したしましたが、兎に角リスクが表面上は分からないメリットだけを強調した金融商品には企業と言えども絶対に手を出してはいけないという警鐘を鳴らし続けていきたいと思います。 naniwa335
この様なケースでは、思惑と逆に出れば損失は際限なき広がりを見せます。
特にオプションの権利を売るという仕組みがなされている仕組債や通貨オプション、クーポンスワップは絶対に手を出したらいけません。
ゴールドマンサックスはサブプライム証券の指数を売って暴落で保有証券をフルヘッジして余りある利益を出したことからも、金融商品に疎い日本人には勝てる相手ではないのは明らかです。
日本の学校法人や医療法人、上場企業の一部が大損失を被った裏側でユダヤは莫大な利益を享受したと言う事です。
為替取引はゼロサムゲームではありませんが、ミクロで言う通貨オプション自体はゼロサムゲームで完全に日本の企業や学校法人はユダヤの掌の上で転がされて鴨葱になっていた事実は恥じるに値します。
以上、本日は金融商品の恐ろしさを知らしめたく記述したしましたが、兎に角リスクが表面上は分からないメリットだけを強調した金融商品には企業と言えども絶対に手を出してはいけないという警鐘を鳴らし続けていきたいと思います。 naniwa335