世界情勢は年末に来てまさにケイオス(混沌)状態

米国は財政の崖が深刻な状況で、与野党協議が難航すれば只でさえ、デフレ傾向の中、深刻な不況を招く。
欧州は、その場凌ぎのギリシャ、スペインの延命措置で行く先はユーロ崩壊の危機が待ち構える。
中国首脳陣は江沢民色が強く、日本に対しては強硬路線を貫くであろう。

そんな中で、当の日本国は全てに於いて八方塞。

民主党が目も当てられない程の稚拙な政治運営をしたばかりに政局はガタガタになってしまった。
第三極ならぬ第二極を模索している日本維新の会の台頭は上手くいけば、外交、経済活動の膠着からの脱出も可能性があるが、凶と出てしまうと、日本国はガラガラポンするであろう。両刃の剣である。

単純に考えれば自民党が勝つのは想像に難くないが、どれほどの票を取れるか?
過半数を取るのは正直難しいであろう。
そうなれば、維新の会がキャスティングボードを握る。
中央主権を打破し地方行政に任せる…道州制など地域主権の強化などは、まさに王道である。
自民党の公共投資、ばら撒き政策に歯止めを掛けるという側面では期待が出来る。
但し、小異とはとても言えない原発問題や消費税の増税時期や規模に関して摺合せが上手くいかなければ、石原橋下の絆はいともたやすく崩壊して軋轢を生み、早い段階で分裂する危惧は歪めない。

個人的には石原慎太郎と橋下市長の理念や主張が其々一理あると思うが、どちらが正しいかの判断はマクロ経済の動向でも変わってくる。君子豹変すで、どちらかが折れないと一致団結は難しい。

アダムスミスの国富論「国民以上の政治家は現れない」と言うのは本当で、現状の国民の政治経済に関する関心や知識は余りにも低レベルであり、三年半前の選挙でその場の空気やマスコミの扇動で安易に民主党を選んだ二の舞になる可能性が高い。

「民意を大切に」とか「国民目線」とか、選挙の時には聞こえのいい文句を並べるが、ちゃんちゃらおかしい。
何故なら、民意が正しいとは思えない。特に日本人の民意は感傷的であったり、自己都合や利害関係での稚拙なものが多く、国益や日本の将来像を訴える国民は1%も居ない様な気がする。
掻い摘んで言えば、間違った民意が殆どでそれを汲み取らないと選挙に勝てないという矛盾が生じる…これが何を意味するか?
民主主義の限界で、資本主義の限界でもある。

ポピュリズムを優先せざるを得ない政治は崩壊するしか道はない…ガラガラポンするしかない。

さて、市井の民である僕がどうこう言っても政治経済は何も変わらないので本日はLed Zeppelin フリークである僕の大好きな曲であるCommunication breakdown をUPして終わりたいと思います。






                                                                                   naniwa-335