皆さん、こんばんは…

接戦が予想された米国大統領選挙…蓋を開けたらあっけない幕切れ。

経済学者や業界人は「オバマだと市場に不利に働く」など、自己都合ばかりでロムニーに勝ってほしいと願っていたようだが
世の中、そんなに甘くない…リーマンショックは全て共和党での金融政策の大失態。
米国人だってそれ位の事は理解していて、同じ轍は踏まない。

無論、個人的にも職業柄ロムニーに勝って貰った方が短期的には喜ばしい事だったが、中長期で見ればロムニーだと金融バブルを誘発する政策を間違いなく敢行し、金融資本主義の復活と崩壊の繰り返しで結果的に世界経済にダメージを与えかねない。
その事を考えれば、詰まり相場関係者(機関投資家、投資銀行、ヘッジファンド)のマネーゲームではなく実体経済にとってはオバマが勝利したことは意味があると言える。

世界経済に受け皿があり、成長余力がある中での金融資本主義はまだ経済を活性化させる手助けにはなるが、世界経済がピークアウトしている現状では、米国内に於いても資本主義思想と社会主義思想のバランスが肝心で、中庸を看過できる政権が必要である。
そういった意味では下院では共和党が議席が多い中でねじれ状態は変わらず、物事が大胆に決められないと言った負の側面もあるが、共和党が社会主義方向にやや傾きつつオバマ政策の歯止めを利かすチェックの役目を果たすであろう。

然しながら米国も成熟期は過去のものというのも事実で当然、我慢するところは我慢しなければ世界中の先進国が第二のギリシャやスペインになり兼ねない。

また、中国の張りぼて経済は事実上、破綻している。
インドも格差が広がり停滞しつつあり、ブラジルも外国資本なしでは立ち行かない。
韓国の様に形振り構わない国家資本主義は国家間の軋轢を齎すだけでマクロ的にはマイナス以外の何物でもない。

そうなってくると、日本がまだましかと言えば、全く展望や戦略が見えない。
特に政治行政の体たらくは先進国のレベルには程遠い…公僕が国家を滅ぼす危機にあると言える。

結論としては、世界経済に俄かな期待など抱かずに質素に慎ましく精神文明に回帰する時期に来たと思える。
物質文明から精神文明への回帰…ターニングポイントは今しかない様に思える。
世界中の有識者や指導者がその事に真剣に取り組んで大きく舵を取らないとtoo lateになるであろう。

尚、個別株に関しては1週間に1度位のペースで更新していきますので、その旨御了解下さい。

次回はSoftBank…結論から言えば、売りですが詳細(理由)は更新時に解説します。naniwa-335