コロナの影響で家賃が払えない。
特にテナント系の家賃減額交渉は早い段階から非常に多くなっていました。
非常事態宣言以降、休業や時間短縮などを強いられている業種の方々は非常に苦しい事態だとお察しします。
まだ私の身近では話を聞いていませんが、
恐らく住居系の入居者さんからも減額交渉が発生すると考えられます。
大家さんの立場で
減額交渉にどのように対応するのか??
これには様々な意見があります。
もちろん大家さんもローンの返済を抱えていたり、家賃収入が減少すると苦しくなるのは全く同じ立場です。
困っている方を助けるべきかどうか??
このような感情論はもちろん大切だと思っています。
ドライに聞こえるかもしれませんが、個人的な意見を書いてみます。
(長年ご入居いただいている優良な方に協力するために家賃減額するなどを否定するつもりは一切ありませんのでご理解ください)
ポイント①
行政が用意している制度を利用していただいて、家賃は通常通り支払っていただく。
ポイント②
家賃保証会社に対応はお任せする。
この2点が重要だと思います。
ポイント①
24日に発表されましたが、
「住宅確保給付金」の支給要件が緩和されました。
求職要件(仕事がなくなっていることが前提)が撤廃されたことで、制度利用できる幅がグッと広がりました。
一時的に収入が減少している方も活用できる可能性が高まりました。
緊急の小口融資も無利子で活用できますし、
10万円の給付もスタートしています。
このような制度がスピーディに用意されているので、利用していただくべきだと思います。
このあたりは、浦田先生のyutubeで非常にわかりやすく説明されていますので参考にしてください。
「家賃の減額要求に安易に応じてはいけない」
②家賃保証会社に対応を任せる
入居時に「家賃保証」に加入いただいている前提です。
私は「家賃保証」の加入を絶対要件だといつもお話ししております。
家賃保証会社は当たり前ですが、家賃交渉のプロフェッショナルです。
①のような内容はもちろん把握したうえで、入居者と交渉をしてくれると思います。
家賃保証会社も基本的には入居を継続できる方向で交渉を進めてくれるはずです。
ですが、大家さんが家賃保証会社をすっ飛ばして
感情的に家賃減額を認めてしまうと、補償内容が不完全になってしまうことが考えられます。
くれぐれも、管理会社や保証会社と相談のうえ決めていくステップを大切にするべきだと思います。
最後に注意しておきたいこととして
「便乗して家賃交渉する人が出てくるかもしれない」
これを頭に置いて、冷静に対処することも重要だと感じています。
大家業もれっきとしたビジネスです。
事業者として必要な知識を備えたうえで、冷静な経営判断をすることが最も大切でしょう。