村井家クライマックスへ、その4、痩せた秋刀魚編、 | なにわフレンチびぎん、の、マスタの日記

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大阪ミナミの飲食店、〝なにわフレンチびぎん〟の、マスタの、ちょっとしたこと、綴ります。

名物ミックスサラダ 

オードブル盛り合わせの様な華やかなサラダ

スターターにどうぞ

 

 

 

☆お休みのお知らせ

10月5、6、7と、空前絶後の大一番前の前哨戦に挑む為にお休みします。

 

 

 

CM

イタリアはカラブリア州海岸沿いの小さな村ピッツオにあるカッリポ社

100年に渡り自社工場で伝統に従い良質のオリーブオイルを使い加工されたツナ缶。

イタリアで知らない人は居ないくらい有名

そのツナ缶にカラブリア産の唐辛子を加えペペロンチーノ風に仕立ててあります。

白ワインを一緒にどうぞ。

セカイイチのツナ缶と思います。

※ボクが今まで食べていたツナとはちゃいました。

 

 

 

 

10月3日木曜日

 

雨。

 

そして明日、金曜日、やってます。

 

昨日、今年の12月の予約帳のを作った(大学ノートに日付を書くだけ)

夏が終わったら次は秋なんですが、気持ちは年末まで待ったなし。な、気持ちで、

イチネンなんて、あっちゅう間、こないだ年越しそばとおせち料理を味わっていたと思ったらもうイチネンが経つ。

こうしてボクはジジイになるんだ。

そんな自分がジジイになることを想像した今日も元気に朝麺は麺松屋にて朝定食ジャスト350円、

今日はおばちゃんのある日で、厨房は明るかった。

 

 

ではでは日記はそんなこんなでこないだの日曜日日記の我が家のクライマックス編の続きで、

 

Zuuとどんちゃんとボクで車に乗ってオカンとこに向かったところから、

 

オカンとこに着いたのが12時半で、オトンとこの麺会は14時からで、

オカンを迎えに行ったらちょうどお昼ご飯が終わったとこで、

オカンはボクを見付けて、「来てくれたんやね、ちょうどどんちゃんを連れて帰ってもらおうと思ってたとこやん」って、ゆいはった。

何か察したのか、その日は、どんちゃんはオカン部屋に居てたみたいで、

ボクは、「どんちゃんは車で待ってるで」って、ゆうたら、「そーか、それは良かった」と、安堵したみたいで、

「今日はお出掛けしよか」と、手をつないで車のとこまで歩いて行った、

オカンが施設の外に出るのは4か月振りで、

 

車を指さして、どんちゃんあの車に乗ってるからな、と、右耳に大きな声でゆうたら、

「面倒みてくれてたんやね、ありがとう」って、

 

車の中でオカンを見付けて尻尾を振ってる姿が見えた、

※Zuuではなくどんちゃんがね、

 

オカンが近付いて、どんちゃんはさらに超高速プロペラ尻尾で、

オカンはどんちゃんを見付けて、泣きそうな顔になって、

 

車の窓越しにオカンとどんちゃんが4か月振りに再会した、

 

どんちゃんはキュンキュン泣いて、

オカンはどんちゃんに「よかったな、よかったな、」で、

どんちゃんはさらにキュンキュン泣いてからオカンにペロペロ攻撃で、

オカンは泣きながらどんちゃんにペロペロ攻撃で、

双方ペロペロ攻撃、すなわちペロペロ合戦で、

その一部始終をZuuが動画におさめていて、

 

車に乗ってからもふたりの熱い再会劇場は続き、

 

 

車に乗ってからもペロペロ合戦で、

 

 

ボクとオカンとの会話はムズカシイけど、

オカンとどんちゃんの会話は完全に成立していて、

 

 

少し時間があったので、オカンと喫茶店に連れていってやりたかった、ので、喫茶店に行った、

 

 

オカンに喫茶店に行ってコーヒー飲もうか、

って、ゆうたら、「そんな贅沢させてもらって」と、ほころび顔で、

喫茶店に入って、メニューを開き、

サンドイッチ食べよ、って、ゆうたら、

「あたしはいいから、あんたら食べ食べ、」って、遠慮気味で、

いいやんみんなで分けよう、って、ゆうて、サンドイッチを2皿注文した、

 

サンドイッチが届いて、

Zuuがオカンに「食べや」って、ゆうたら、

再び、「あたしはいいから、あんたら食べ食べ、」って、遠慮気味で、

 

Zuuがサンドイッチを手に取ってオカンにあげたら、「美味しそうやな~」って、オカン、

 

 

オカンはサンドイッチが好きで、

ここの喫茶店はオトンとよく来ていた喫茶店で、

「ここよう来ててん」と、喫茶店を覚えてたみたいで、

 

 

ひと口食べたら、

「美味しいわ~」って、喜んで、

久しぶりに心から笑っているみたいで、

 

好物のダージリンなホット紅茶は砂糖の多めの甘いめが好きで、

2皿めのサンドイッチが届いて、

再度、「美味しそう」で、

再度、Zuuが手に取って渡してあげて、

 

 

結局、2皿めもふたりでペロっと食べたオカンとZuuで、

 

 

最後にアイスクリームを食べる?

って、聞いたら、

「あたしはいいから、あんたら食べ食べ、」って、この日、3回目の遠慮で、

何味がいい?って、聞いたら、

「抹茶のあずきがいいわ、」

で、

注文してあげたら、

「こんな贅沢させてもらったらバチ当たるわ」

 

 

結局、Zuuはちょびっと食べて、

オカンはカップを持って最後は溶けたアイスとあずきをグビっと飲んではった、

 

その時、ボクは確信した、『オカンは100歳まで生きる』 わ、って、

 

食後、車に乗ったら、

「ほしたらそろそろ送ってもらうわ」って、オカンが、

施設に帰らんとと思ったんやろうね、

「大丈夫やで、お出掛けするってゆうて来たから」って、ゆうと、安心した顔になって、

 

「オトンに会いに行こか」って、ゆうたら、

「昨日、おうたわ、」 って、

 

病院に着いて、駐車場に車を止めて、

 

オカンの手を引いて、病院に入った、

検温して、消毒して、

オトンの居てる部屋へ、

 

オトンは、ベットに寝たまんまで、

オカンを見たオトンは、

あんなけ会いたかったはずなのに、会いたかった顔をせず、

ボクの顔はちらっと見ただけで、

オレに、

「口の中になんか入れてくれ」って、ゆうんで、

ボクは、ポケットの中をゴソゴソ探して、たら、

「水や」って、ゆわれた、

それやったら最初から水くれ、って、ゆうたらいいのに、クソジジイは入院してもクソジジイのまんまで、

 

オトンを見たオカンは、「どうしたんや、こんなに悪いの知らんかったわ、昨日まで元気にしとったのに」って、ピントが合ってるとこと合ってないとこと混ざり合って、

 

オトンは無言で目を閉じたり開けたり、

 

ボクは、どこが痛いのか、ご飯は食べているかを聞いて、阪神タイガースのこと、と、庭の散髪のことを言った、

ら、庭のことを聞いたオトンは、「もういらんもんはぜんぶ捨ててくれ」って、

 

オカンはおとんの布団を着せ直したり、オトンの身体をさすったり、

らく飲みで水をあげたり、

 

「なんか甘いもん口の中に入れてくれ」

って、

って、ゆうんで、Zuuに頼んで、オレンジジュースを買ってきてもらった、

先生から摂取制限を言われていたが、これくれいわ、と、思ったのでね、

オカンにオレンジジュースをあげてもらった、そしたらオトンが、オカンに、

「もっとかたむけんと飲まれへんわ」って、

オカンが傾けたら、オトンの顔にオレンジジュースが掛かったりして、

ボクは、「オカン、やるなあ」って、思った。

 

オカンは寝てるオトンに、

「あたしが代わったろか」

「これくらいなにくそ思ってがんばりや」

「こんなとこで寝てばっかりおらんと明日からその辺うろうろ歩かなあかんで」

って、言ってから、

 

「先に逝くんか、」

「みんなほっといて先に逝くんか、」って、

 

オトンは、「オマエは元気でいいな」って、しみじみと、

 

声を出しにくそうにしてるオトンの小さい声をボクはオカンの右耳に大きな声に変えて、

 

ボクは通訳したくらいで、オトンとはほとんど話さなかった、

 

毎月1日に家に来てもらってたお坊さんのことをゆわんと、で、オトンに、

「お寺さんにも言わんとやな」って、ゆうたら、

「そんなんゆうなや、まだ早いわ、」って、自分の葬式のことと勘違いしたみたいで、

ボクは、さすがにここは誤解を解かないと、と、思い、

「毎月来てもうてるお坊さんのことや」って、ゆうたら、

 

オカンに、

 

「家で待っといてや」

 

って、

 

細い声でゆいはった、

 

細い声でゆうたオトンはクソジジイ度がゼロであった、

 

オカンは、「まっとくから早よ退院しい」って、

 

 

看護師さんが検温に来て、

ボクはオレンジジュースを隠して、

オカンは、看護師さんの前で、「オレンジジュース飲むか?」って、大きな声で言って、

ボクは看護師さんに、簡単な今の状況を聞いて、2、3質問をして、

ふと、

 

オトンを見たら、

 

オトンは目をつむってて、

 

ボクは、とうとう・・・・

 

オカンの手を握ったまま、これが幸せな逝き方や・・・・

 

と、思ったら、急に目を開けはった、

 

「眠たったから眠りや、」って、優しくゆうてあげたら、

 

「オマエが要らんこと言わんか、話しを聞いてるねん」と、急に強い口調になって、実にクソジジイで、

オトンは、看護師さんとボクの会話が気になってたみたいで、

 

そろそろ麺会の時間も終わりだから、オカンに、「もう、行こか」と、ゆうたら、

オトンが、オカンに、

 

「また来てや」と、

 

これまたクソジジイ度ゼロで、

 

ボクはオカンの手をひいて部屋を出た、

出たら、

オカンが、ボクに、

 

「あんなけえらそうなことばっかりゆうとったのに、甘えてんねんわ、」

 

って、ボクにゆうてきたのが笑えたりした、

 

オカンを送ってから、Zuuを送って、ボクとどんちゃんはふたりで家に帰ってきた、

ボクとふたりっきりになったどんちゃんは帰りの車の中で爆睡していた、

 

あー疲れた、

何が疲れたって、

車の運転が疲れた、

イッキに2年分くらい運転したみたいで、

肩がこった、

オカンを乗せてるからみょうに緊張したし、

 

晩ご飯にこんな細い秋刀魚見たことないわ、な、秋刀魚の塩焼きを近所の居酒屋で食べて、

 

 

新しく出来たたこ焼き屋で、4個280円のたこ焼きを食べた、

 

 

どんちゃんとオカン、

オカンとオトン、

が、

会えてよかった、

 

これから先のことは今考えるのはやめとく、

でも、

来るとわかってることに慌てないように用意しておく、

それがボクの役目やし、

その方がちゃんとしてあげられると思うから、

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