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本体モニターのレビューも、今回が最終回。

 

最大の特長であるBLACK IPSについて検証したい。

 

BLACK IPSを採用したモニターをレビューするのは、何を隠そう今回が初めてだ。

 

電源アダプター内蔵をレビューするのも初めてだし、BLACK IPSも初めてだ。

 

ということで、筆者が過去に撮影したコレクションの中から、黒が映える写真をいくつか試してみる。

 

白黒のコントラストを表現する被写体で、パッと思いついたのが滝であった。

 

滝はシャッタースピードを長めにとることで、肉眼よりも滝の白さがより強調され、清涼感のある画像になる。半面シャッタースピードが長すぎると今度は明るくなりすぎてしまい、岩の持つ重厚感が半減してしまう。

 

撮影時にはこの加減が難しく、シャッタースピードや絞りを変えながら何度も撮影する。…非常に苦労した思い出がある。

 

よって、再現するモニターもかなりの高精度が求められるところであるが、黒も白もきれいに出ている。

 

続いて、函館の夜景。

 

正確にいうと黒ではなく、紺系である。こちらもシャッタースピードと露出のバランスが難しい。一瞬を逃すと、空は真っ暗になってしまう。自信作の1つなので、きれいに再現してほしかった。

 

いざ画像を読み込んでみると、紺と街並みのコントラストが十分再現できている。自画自賛であるが、写真集にしてもいいくらいの出来栄えだ。撮影当時の記憶が喚起される。

 

このままだと写真紹介の記事になってしまうので、ガジェットレビューに話を戻す。画像調整ボタンも併せて使ってみよう。

 

今度は花火を試してみた。これからの季節、花火の撮影をされる方も多いと思う。スマホで手軽に撮影するのもいいけれど、三脚を使うと長時間撮影が可能になるので、花火撮影が楽しくなってくる。

 

画像調整ボタンは、本体モニターの裏面のスティック状になっている。上下左右に動かす。間違って押してしまうと、電源がオフになってしまうので注意が必要だ。

 

勝手が違うため、最初は慣れが少し必要であるが、慣れてくると思い通りの操作が可能になる。

 

本機はビジネス利用の方はもちろん、画像編集をされる方にとっても満足のいく1台であると言えるだろう。また電源アダプターも内蔵されているので、ビジュアル的にもすっきりしている。

 

この夏、新たにBLACK IPSの4K液晶モニターを導入したい方に、おすすめである。

 

ベゼル幅が約1.5mmと狭く、画面いっぱいに広がる

 

BLACK IPSについて、AIで事前調査する

 

本体モニターの裏面のスティックを押しながら、画面調整を行う

 

画像調整の画面(著作権保護のため、背景画像はモザイク処理)

 

軽井沢の白糸の滝、湾曲した岩壁に数百条の地下水が白糸のように落ちることから「白糸」と呼ばれるとか

 

函館の夜景。このような紺色の夜景になるのは、わずか数分なのでシャッターチャンスを逃さないようにしたい。街の灯りと夜景のコントラストが画面の中で美しく再現されている

 

かつて行われていた東京湾大華火祭景(上から順に)フォト、ムービー、ゲーム

 

最近はまっている、イメージクリエイター

 

 

 

夜景の画像を作ってみた