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本機レビューの最終回は、拡張機能を試す。Surface Pro 7+に登場願った。SurfaceもUSB-C給電に対応している。
さて前回も述べたが、外付けモニターを使う場合は「セカンドスクリーンのみ」の使用が多い。ただ、資料を参照しながら作業するときは、2画面も有用だ。
このとき、1つ注意が必要だ。
デフォルトの設定は、PCが左でセカンドスクリーンが右になっている。その場合は問題がないのだが、PCをセカンドスクリーンの右に置いた場合は、レイアウトの設定をする必要がある。
最後に、画面調整機能についても補足説明をしておきたい。
これまでに試してきた外付けモニターの多くは、モニターの右下に5つほどボタンがある。
これに対して本機は、スティックになっており、左右で選択し、決定は下、戻るは上を押すようになっている。スティックを押すと電源のオンオフになる。
操作には少し慣れが必要だが、慣れてくるとやりやすい。
以上の次第で、本機のレビューは終了である。
本機はビジネスモニターの王道とでもいうべき23.8インチに、WQHDの高解像度と、USB-C給電を兼ね備えた商品だ。
23.8インチは、小さくないような。大きくないような(某タレントの写真集「28歳は、大人のような、子供のような」のパクリ。)。非常にバランスがとれている。ノートPCの画面と併せて拡張して使ってもいいだろう。
IPSパネルを採用していることで、ナチュラルな質感が得られるのも見逃せない。ビジネスソフトのほか、動画視聴やオンライン会議などでも多目的に活用できる。
これだけの機能があって3万円を下回る価格(令和6年6月17日の執筆時現在)も魅力。ビジネスモニターとして、まさに適格な1台と言えるだろう。
付属のケーブルはHDMIのみであった。汎用性の高いHDMIでもいいのだけれど、せっかくUSB-C給電を売りにしているのだから、付属ケーブルについてはUSB-Cケーブルのほうが理にかなっているかなとは思う。とはいえ、HDMIケーブルのほうがマジョリティなのかとも思う。
繰り返すようだが、本機のために、新たにUSB-Cケーブルを購入する際は、給電ができて、かつ映像出力にも対応しているものを選ぶといいだろう。この点、間違えないようにされたい。
Surface Pro 7+
画面の美しさは圧倒的
ベゼルの狭さにも注目
表示画面を拡張
ディスプレイの設定を行う
セカンドモニターが左に来るよう、ドラッグする
本体モニターの裏面のスティックを押しながら、画面調整を行う
ブルーライトのオフ(上)と強の違い。個人的には画面の見すぎは非常に気になっており、Low Blue Lightの機能があるのはうれしいところだ