2年前こんな記事を書いていた。日高屋のタンメンが520円から550円に上がってしまうと書いていたのだ。

 

この頃は、1ドル135円を突破してしまって、日本は終わりだと思っていた。

 

その後、570円になって、今度は590円になろうとしている。

 

 

この記事を書いている令和6年5月24日現在、1ドルは157円になってしまった。1ドル135円というのは、大事ではなくて、157円に向かうためのステップであったのだ。

 

2021年の為替レートが1ドル110円だと認識しているので、2割、2割と毎年上がっており、円安が異常なことになってしまっている。

image

筆者の考えでは、金融緩和を止めるしかない。

 

植田総裁は、YYCを撤廃し、マイナス金利を解除した。利上げに向かうしかない。

 

しかし、輸出企業は円安効果でトップラインを押し上げてきたし、株価は外国人が買ってくれるので、円安を止めるという動きに、抵抗がある向きも多い。

 

経済評論でおなじみの野口先生も言っていたが、円安を強く求める層がいて、それは政治にも強い力を持っているという。

 

円安で4割安くなったということは、海外からみれば、ありえない破格の安さだろう。

 

同じ野口でも、登山家の野口さんは富士山登山に日本人は1万円、外国人は3万円徴求すればいいと言っていた。

 

オーバーツーリズムには、ハンドリングが必要だ。価格弾力性を考えてプライシングを決めるのは、プロのマーケッターならだれでもやっていることだ。

 

日本のデジタル赤字も由々しき問題だ。韓国では国を挙げて国産のサムソンを使っている。Appleの性能のほうが良いのかもしれないが、国産を守ることは自然なことだ。

 

日本を守るためなら、韓国の国策を良い事例として、国産のアプリを積

極的に使うのも手だ。輸入品の関税みたいなことができないのか。

 

問題だらけの大阪万博は即刻中止、そのくらい政府は本気を見せないと、どんどん国力が落ちてくる。