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今回の検証に使用した機種は、

 

・Surface Pro 7+

・Let’s note CF-SV9

 

以上2台。どちらもType-Cで接続した。Type-C1本で映像や音源を出力するほか、電源の供給までできるのは、かなりのイノベーションというべきだろう。本機は65Wの給電に対応している。

 

 

ケーブルをつなぐと画面いっぱいに広がる。斜めから見ると、湾曲パネル(R2300)といった趣だ。

 

画面は明るくてナチュラル。使っていて気持ちがいい。IPSパネルの実力であろう。

 

20~24インチクラスの平面モニターと比べて、ファイルを左から右に動かすのに、ストロークを大きくする必要がある。最初は難しく感じる人がいるかもしれないが、自動車に例えると、普通の車とSUVの違いみたいなもので、慣れてくれば問題ない。それ以上に情報量がたくさん入ってくることの利点のほうが大きい。

 

試しにエクセルを開くと、横にAZ列(52列)、縦に48列と広大だ。ちなみ23.8インチのフルHDだと、横にZ列(26列)、縦に27列である。横長のエクセルの作業をする機会が多い方にとってみては、ぜひウルトラワイドを実感してほしいと思う。

 

統計的なサイトを開いて検証しようと思ったところ、思いついたのがe-Stat(政府統計の総合窓口)。

 

 

 

10年前、マーケティング部門に所属していた頃は、e-Stat を多用して資料を作っていた。国勢調査とか消費者物価指数とか、マーケティングの基礎資料の宝庫となっている。

 

人事異動後、使う機会が久しくなかったのだが、Webサイトが進化して、画面上でレイアウトが指定できる、ピボットテーブルのようなことができるようになっていた。

 

e-Statについては書き始めると止まらなくなるのでこのあたりにして、次に曲面モニターの特性を活かして、動画を視聴する。

 

ガジェットやリゾートホテルの紹介、経済動向を解説する番組であれば、スマホさえあれば一人でもできる。漫才も人手はかからない。

 

だが、ドラマは違う。クオリティが要求される。

 

曲面モニターでしっかり見たいと思ったからだ。

 

残念ながら著作権の関係でモザイクをかけざるを得なかったが、カーブがついていると、画面の世界に入り込むような感触があり、何度でも見たくなる。筆者が曲面にまだ慣れていないというのもあり、ついつい動画を見過ぎて軽く酔ってしまった。

 

以上で本機のレビューは終了である。

 

本機は、初心者向けのモニターではない。初心者であればまずは20~24インチクラスの普通のモニターを使って、外付けモニターの良さを実感する。次に27インチ、その次に31.5インチなどとステップアップしてほしい。

 

中級~上級クラスの方が使うと、いろいろな発見があると思う。筆者はゲームをしないのでゲームでの検証はできなかったが、ドラマ視聴は面白い。月並みだが没入感がある。

 

課題があるとすれば、平面モニターに比べて奥行があるので、狭い机に置くと少しやりにくい部分もある。広い場所を確保するか、今後の技術開発で奥行を感じさせないようになれば、もっと使いやすいと思う。

 

「普通の平面モニターもいいけれど、今度はちょっと変わったモニターを使いたい」という人には勧めたいモニターの一つだ。

 

電源投入! 斜めから見ると、湾曲部分を強く感じる

 

ベゼルの狭さに注目!

 

ブラウザ(Sidekick)を立ち上げる。きれいな紫だ

 

https://join.meetsidekick.com/vfxt1

Sidekickの紹介URLからインストールして、紹介コード「vfxt1」を入れてくれるとありがたい

 

Tverからドラマを視聴(著作権の関係でモザイク処理)

 

進化したe-Stat(政府統計の総合窓口)。統計などに興味のある人だったら、ワイドモニターの使いやすさをさらに実感するだろう