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今回、検証に使用したデバイスは

 

・iPhone 14

・Surface Pro 7+

・Blackview MP80

 

以上3台。iPhone 14とSurfaceはWi-Fi6に対応している。MP80はWi-Fi5なのだが、今回は有線で接続する。本機には有線ポートもあるので、ミニPCは筐体の小さいデスクトップPCとも言えるので、有線にした。ゲーミングをされる方であれば、有線環境を使う場面も多いと思うので、有線接続ができるのは高く評価できるところだ。

 

なお、今回はWi-Fi6E対応のメッシュWi-Fiのレビューなのだが、Wi-Fi6E対応の手持ちのデバイスはまだない。

 

そうは言っても、メッシュWi-Fiシステムには「バックホール」という、それぞれのユニットをつなぐ無線ネットワークがあり、6GHzを専用ネットワークとして使用できる。それぞれのユニット間を専用回線にすることで、1つの強固な大ネットワークが構築される。

 

各ユニット間の通信が6E対応になっているので、6E対応のクライアントデバイスがなくても、対応のメッシュWi-Fiシステムを使うことで十分にその恩恵を受けられる。

 

繰り返すが、これこそがWi-Fi 6E対応のメッシュWi-FiシステムのUSP(Unique Selling Proposition)と言うべきだろう。

 

もちろん6E対応のクライアントデバイスをお持ちの方であれば、6GHzを使用することができる。やり方は下記のサイトを参考にしていただきたい。

 

 

また今年3月に発売されたばかりの「Archer TXE70UH」のように、Wi-Fi6E対応の無線LANアダプターも登場しているので、6E・6GHzの環境は急速に整ってきているとも言えるだろう。

 

閑話休題。検証を続ける。

 

その前にデバイスの接続について、少し説明を補充する。

 

通常はWi-Fiに接続する際、SSIDに対応するパスワードを入力する必要がある。DecoアプリのWPSをタップすることで2分間はパスワードを入力することなしに接続できる。この機能は非常に便利なので覚えておきたい。

 

 

今回はユニット2台を「Deco XE75」にし、もう1台は「Deco XE200」を混在させた。1つのDecoメッシュネットワーク内には、最大10ユニット(異なるモデルのDecoを混在で追加可能)まで追加することが可能となっている。

 

ユニットの種類が違っても同じDecoであれば、ネットワークの構成が可能だ。実際自宅に設置してみて、Wi-Fiが弱いところがあれば、ユニットを追加するということになる。

 

本機の最大接続数は200台。拙宅では、家族全員のデバイスを合計しても15台程度なので、非常に心強いスペック、むしろ必要十分以上のスペックと言えるだろう。

 

次回は、最終回。Amazon Echoとの連携について検証を加えて締めくくりたい。

 

今回追加ユニットとして同じくWi-Fi6E対応の「Deco XE200」も併せて使用!

 

 

 

 

 

iPhone 14。Wi-Fi 6に対応している

 

今回検証に使用したSurface Pro 7+

 

PowerShellを使って、Wi-Fiの情報を取得する。「netsh wlan show interfaces」と打ち込むと受信速度等が表示される

 

WPSを使って簡単にWi-Fiのネットワークに接続することができる

 

スマホを持ち歩いて測定開始! Decoアプリを確認すると、どこのユニットに接続されているのかがわかる

 

 

6GHzの回線は、デフォルトの設定ではユニット同士の「専用バックホール」(写真上)となっている。クライアントデバイスでも通信可能にするには「Wi-Fiネットワーク&バックホール」に変更する必要がある

 

 

 

 

 

 

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