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先日、CIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro SLIM」を検証したので、その時の話でも。
「モバイルバッテリー」と一口に言っても、それこそ色々な種類がある。容量やポート数、対応可能なデバイス等…ガジェットにかなり詳しい人であっても、一体どれを選べば良いか、わかりにくいところだ。
メーカー各社からは、群雄割拠というか、USP（Unique Selling Proposition）の高い商品が次々に発売されている。筆者には注目しているメーカーが国内外いくつかあるのだが、その中の一つが、大阪発で紫色のパッケージでおなじみのCIO。
肌感覚な意見であるが、技術系は関東よりも関西のほうが得意なのでは？ と東京生まれ東京育ちの筆者は、そう思っている。
今回、メーカーの厚意によって本商品を検証する機会を得た。クラウドファンディングで好評を得て、令和６年１月、満を持して一般発売したばかりのニューフェイスだ。
見た目には、16ｍｍ厚と１円玉の直径よりも小さい。メーカーの資料によると
サイズ： 約97.6×69×16.2mm
重量： 約180g
名実ともに軽くてスリム。
ところで商品名には、「SMART」「SLIM」に加えて、「Pro」と付いている。そうであるならば、「Pro」と言えるだけの優れたパフォーマンスがあるのかどうか。この部分については、特に期待したいところだ。
パッケージを開封する。
第一印象、筆者のスマホ（iPhone14）と比較して、縦方向で見ても7割くらいか。このサイズ感なら、カバンやリュックの中に入れるときも、内側のポケットに収納することが可能だろう。この部分は高く評価できる。
ポート部に注目すると、USB-Cポートが2基、USB-Aポートが1基。給電を行う際は、USB-Cポートのいずれかを使用する。
横側には電源ボタンらしきものがある。
これを押してみると…
何が起こったのか！
商品到着！
表面素材には傷がつきにくいシボ加工が施されている。高級感がありこの点も高評価だ。なお色は今回検証した黒のほか、白も販売されている
ポート部、USB-C1、USB-C2、USB-A
入力と出力の規格は、以下の通り
入力： 5V＝3A / 9V＝3A / 12V＝2.92A / 15V＝2.33A / 20v=1.75A (Max 35W)
出力： (USB-C1/2 PD)5V＝3A / 9V＝3A / 12V＝2.92A / 15V＝2.33A / 20v=1.75A
(PPS)3.3-11V=3A (Max 33W)
(USB-A) 4.5V＝5A / 5V＝3A / 9V＝2.5A / 12V＝1.5A (Max 22.5W)
ボタンが付いており、これを押すと…
取扱説明書等。通常保証は購入後１年付いているが、会員登録をすると、更に１年の延長保証が受けられる
付属のUSB-C to Cケーブル
後日レビュー記事公開予定の「SMARTCOBY Pro CABLE L」（左）と、本商品で記念撮影
