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先日、TP-Link のWi-Fi6E対応のメッシュWi-Fiシステム「Deco XE75」を試用したので、その時の話でも。

 

通常の無線LAN Wi-Fiルーターと、メッシュWi-Fiシステムでは、一体どこが違うのか? こういう質問を受けるとき、これまでにWi-Fi関連機器を20台以上試した筆者は、4つの違いがあると考えている。

  1. カバレッジ: 通常のWi-Fiルーターは、1つの単体デバイスでネットワークを提供するところ、メッシュWi-Fiシステムは複数のユニットで構成され、相互に通信して広範囲のカバレッジを提供する。このため、大規模なエリアでも一貫した通信環境を維持することができる。
     
  2. スケーラビリティ: メッシュWi-Fiシステムは、必要に応じてユニットを追加することができ、大規模なエリアをカバーする際に柔軟性が向上する。一方、通常のWi-Fiルーターは、単一のデバイスでカバーすることができる範囲に制限される。
     
  3. 自己修復機能: メッシュWi-Fiシステムは、自動的にトラフィックを最適化し、障害が発生した場合にあっても、他のユニットにトラフィックをルーティングして自己修復する。一方、通常のWi-Fiルーターは、障害が発生した場合には手動で修復する必要がある。
     
  4. 価格: メッシュWi-Fiシステムは、単一のWi-Fiルーターよりも、複数のユニットを使用するため、一般的には高価である。

つまり、個々のニーズや自宅の広さなどに合わせて、通常のWi-FiルーターとメッシュWi-Fiシステムのどちらを選択するかを検討することが重要である。

 

今回はメーカーの協力を得て、本機のレビューとなった。

 

なお、本機は、従来のWi-Fi 6の機能を継承したWi-Fi6Eを採用している。

 

Wi-Fi6E についてあまりなじみのない方のためにざっくり説明すると、5GHz帯域と6GHz帯域の両方を利用することができ、より高速で安定した無線通信が可能になった。

 

 

本記事を執筆している令和6年3月時点では、まだ対応デバイスは限られている。そうは言ってもこの機会に無線LAN Wi-Fiルーターを新しくしたいという人にとっては、Wi-Fi6Eや6GHzといったキーワードは、非常に興味津々といったところであろう。

 

したがって、本記事ではメッシュWi-Fiシステムだけではなく、6Eについてもしっかりとレビューしていきたいと思う。

 

某月某日。商品が到着。

 

本商品は1パックと2パックの2SKUが用意されており、今回は2パックの商品(ユニット2個)を試用することとなった。後述する通り、Wi-Fiのカバレッジを広げたい場合は、追加でユニットを購入することをお勧めする。

 

次回の記事では、本機の設定方法について紹介したい。

 

Deco XE75。購入後3年間の保証がついている

 

開封すると

今回はこちらの2つのユニットで検証する

 

上から見たところ。この部分だけ黒くなっている。個人的には、全部白で統一したほうが好みであるが、「引き締まった感じのあるデザイン」という見方もできる

 

WAN/LANポートと電源ポート

 

下から見たところ

 

 

電源アダプター(写真上)と付属のLANケーブル、取扱説明書等

 

 

 

 

 

 

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