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今回は、Wi-Fi6Eに対応した無線LANルーター「Archer AXE5400」を使用しているのだから、Wi-Fi6Eの接続も検証したい。
OneMeshを解除して接続し直し、スマホアプリ「Tether」と中継器本体で確認したところ、6GHzで認識できた。
ところで拙宅は2LDKで、無線LANルーターが1台あれば、たいていの場所は快適に使える。今回はもっと広いところで使っていると仮定して、中継器をオンオフしながら廊下などで試してみる。
iPhone14で試したところ
中継器ありだと
ダウンロード 62.0 Mbps
アップロード 49.1 Mbps
中継器がないと
ダウンロード 18.7 Mbps
アップロード 6.54 Mbps
という結果が出た。本機の面目躍如といったところだろう。
以上、3回にわたって本機を検証した。
本機は、新しい6GHzバンドが利用可能になったことで、Wi-Fi 6E対応の無線LANルーターと併せて使うのがベストだ。
4本のアンテナがそのパフォーマンスに大きく貢献しているのだろう。
しかしながら大きなアンテナの裏返しであるが、本体はコンセントに直挿しするタイプなので、複数のコンセントを塞いでしまう。アンテナレスで同等のパフォーマンス、若しくはコンセントに直挿ししない方法も検討してほしいところである。
そうは言っても同社のラインナップでは、唯一のWi-Fi 6E対応中継器である(令和6年2月9日の執筆時現在。)。ピンポイントでWi-Fiの範囲を広げたい方には待望の商品と言える。
今回検証に使用した、iPhone 14(上)とSurface Pro 7+
OneMeshを解除する
6GのLEDが灯った
スマホアプリ「Tether」で確認したところ、6GHzワイヤレスで接続されている
iPhone 14で測定したところ。中継器のあるなしで、ダウンロードもアップロードも差が出た