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先日、VENTIONのタワー型ドッキングステーションを試用したので、その時の話でも。
最近のノートPCは、USB-Cポートがほぼ必須になってきた。しかしながらポート数が少なく、筆者が使用しているSurface Pro7+に至っては、USB-CポートとUSB-Aポート、MicroSDポートが1基ずつになっている。
少しというか、かなり物足りない。
SDカードも挿せないし、LANポートもない。スタイリッシュなデザインのトレードオフなのだろう。
昔のPCはVGAポートがあり、VGAで外付けディスプレイに接続していた。今はHDMIまたはUSB-Cを備えているノートPCが実感として多い。余談ではあるが、DPポートはまだ使ったことがない。
スマホに保存した画像データを取り込む際、クラウドを使うときもあるが、USBケーブルを使ってエクスポートしたほうが素早くできる。しかしながらポートがふさがっていると、そのためにケーブルを挿し直すのも面倒だ。
このように、少ないポート数のPCは意外と使いにくい場面がある。そうすると、上記課題を解決する手段の1つが、ドッキングステーションであろう。
USBハブも拡張手段の一つとして検討できるところ、しかしながら両者は見た目も、価格もかなり違う。機能も被っていることも多く、まずは、両者の違いを改めて述べたい。
Chat GPTに聞いてみた。すると、長々と返ってきた。
ドッキングステーションとUSBハブの違いについて、主なポイントを以下にまとめます。
機能性:
l USBハブ: USBハブは、1つのUSBポートを複数のポートに拡張し、1つのコンピュータのUSBポートに複数のUSBデバイスを接続できるようにするデバイスです。通常、USBポートの拡張以外の追加機能は提供しません。
l ドッキングステーション: ドッキングステーションは、通常、USB以外のポート(HDMI、DisplayPort、Ethernet、オーディオジャックなど)を含むさまざまなポートを提供する、より包括的なデバイスです。ラップトップまたは一部のタブレットをデスクトップのようなセットアップに変換することを目的としています。ドッキングステーションは通常、コンピュータにさまざまな周辺機器とアクセサリを接続するための一括ソリューションを提供します。
ポート:
- USBハブ: 主に追加のUSBポートを提供します。
- ドッキングステーション: USBだけでなく、ビデオ出力、オーディオジャック、Ethernetなどを含むさまざまなポートを提供します。
用途:
- USBハブ: 主に、マウス、キーボード、プリンタ、外部ドライブなどの周辺機器のための利用可能なUSBポートを拡張するために使用されます。
- ドッキングステーション: ラップトップまたはタブレットをデスクトップのようなセットアップに簡単に接続および切断できるようにする、より包括的なソリューションを提供します。
電力供給:
- USBハブ: 一部のUSBハブには、接続されたデバイスを充電できる電力供給機能がある場合がありますが、これは一般的な機能ではありません。
- ドッキングステーション: ラップトップまたはそれに接続されたデバイスを充電できる電力供給機能が一般的です。
ディスプレイとの統合:
- USBハブ: 通常、外部ディスプレイに接続するためのビデオ出力は含まれていません。
- ドッキングステーション: 通常、外部モニターに接続するためのビデオ出力(HDMI、DisplayPortなど)を含み、より完全なワークステーションセットアップに貢献します。
総括すると、USBハブは単純なデバイスでUSB接続を拡張することに焦点を当てていますが、ドッキングステーションはより包括的なソリューションを提供し、ラップトップやタブレットをよりデスクトップライクな環境にするための機能を提供します。使用するかどうかは、特定のニーズと必要な接続性のレベルに依存します。
一瞬でこれだけ長々としたコピーが書けるのは、さすが生成AIなのだが、ちょっと冗長かつざっくりとした感じも否めない。
USBハブだって映像出力は可能だし、LANポートも使える。以前PDができるというコピーに釣られて某USBハブを使ったことがあるが、羊頭狗肉というか、看板に偽りありというのか、スマホの充電が全くできなかった。
別の角度から見ると、USBハブの良さはなんといっても携帯性だ。外出先で外付けのモニターに接続する際は、軽くて使いやすいUSBハブの優位性を実感することだろう。
さて今回、どうしてドッキングステーションのレビューをしたくなったかというと、PCを2台使うとき、切り替えを極力簡単にしたかったのと、スマホの充電や画像の取り込みなどを行う際、通常のPCのポート数ではどうしても足りない場面があるからだ。
そこで本機の登場であるが、目を引くのはやはりポート数の多さ、なにしろ12ポートもあるのだ。メーカーのWebサイトの画像を引用して紹介したい。
1、2 USB-A(3.0)
3 オーディオ
4 SD/TF
5 MicroSD
6 LAN(RJ45)
7 USB-C(PD100W:給電専用)
8 USB-C(3.1)
9 USB-A(3.1)
10 HDMI
11 VGA
12 USB-C(3.1:メインデバイス接続用)
メーカーの説明によると、本商品はバスパワー仕様なので、付属のUSB-Cケーブルで12番ポートとPCをつないで使用できるという。
そうすると、PCから給電するのだから普通のUSBハブと変わらないのでは? と思うのだが、この点を再確認したところ以下の回答であった。
パソコンを充電する場合は、12番ポートとメインデバイスをつないだ状態で、7番ポートとコンセントをつなぐことで充電できる。この形でつなぐと、約10Wがメインデバイスに使用され、残りの電力が各ポートに使用される仕様となっている。
つまり7番ポート経由でUSB-Cとコンセントをつないだ状態なら、8番または9番ポートを使用して、大容量のデータ伝送がスムーズに可能だという。
ということで、パフォーマンスを最大限に生かすにはPD給電ができる充電器を使用するのがベストであろう。検証結果は、次回以降の記事で述べたい。
さらに評価を続ける。
個人的にはUSB-Aポートが3つある点を高く評価したい。今のところUSB-Cばかりではなく、USB-Aを使う場面も多くある。
外付けのワイヤレス機器使用する場合、USBレシーバーでつないだほうがBluetoothよりも安定感がある。
次回は、複数のPCを使用している人にとって、興味深い検証を実施する。
それは何だったのか!
商品到着!
前から見たところ
後ろから見たところ
横にして使うこともできる。USB3.0×2
(上段左より)TRRS 3.5mm(イヤホンジャック)、USB-C PD 3.0、RJ45、SD/TF、MicroSD
(下段左より)USB-C、VGA、HDMI、USB 3.1 Gen 2、USB-C
取扱説明書
USB-Cケーブル