今回の検証で、モニターに使用したのは
・JAPANNEXT JN-MD-IPS1730FHDR
・JAPANNEXT GX28
・JAPANNEXT JN-MD-IPS1331UHDR
大きさも違う3台。どうして3台もモニターを使ったのかというと、理由があって、それは次回第4回目の記事で紹介するので楽しみにしてほしい。
まずは、JN-MD-IPS1730FHDRを単独で使用。こちら17.3インチのビッグなモバイルモニター。モバイルモニターというとメインのPCの補助的に使う場面が想定されるが、これだけ大きいと単独で使っても良い。
いつも使っているWordやブラウザ閲覧で試してみる。非常にスムーズだ。これが価格も約3万円(令和5年9月16日現在の執筆時)とは考えられない。欲を言えば、電源アダプターはUSB-Cで稼働できるとなお便利だ。またバッテリーがあると良い。ミニPCを固定した場所のみで使用するのなら問題はないのだが、複数の場所で使用する際はバッテリーの搭載を検討してほしいと思う。利便性を考えると、少し価格が高くなっても理解できるところだ。後続の機種に期待したい。
続いては、GX28とJN-MD-IPS1331UHDRの2台構成で。今回少しCPUに負荷をかける意味で、ZOOMをしながらプレゼンテーションをする、という検証をした。
本機に搭載されているAlderLake-N世代のIntel N95は、いったいどのくらいの実力があるかということを試してみたかったのだ。AlderLake-Nは、従来のCeleronに続く位置づけであることから、重たい仕事は難しいかも? と考えていたのだ。
しかしながら、そんな心配は無用。30MBとかなり重たいプレゼンテーションファイルを使用しながらビデオ通話をしたところ、なかなかきびきび動いていて、これなら十分合格点。高度なゲーミングをしない限り、ビジネスなら断然行けるレベルだ。
次回は最終回、今回一番やりたかった検証をしてみる。
それはなんだったのか!
JN-MD-IPS1730FHDRに接続
本機をクローズアップ
GX28とJN-MD-IPS1331UHDRの2台構成で接続
ZOOMとパワポの同時使用。ビジネスでありがちな展開だが、問題なし。むしろサクサク
本機はGX28の下に置く。USB-Aポートが3つもあるから使いやすい。なお、この青いLEDライトがオフにできるオプションもほしかった
外付けのディスプレイの裏側に留めることが可能だ(画像は公式サイトより拝借)