今回の検証でトリを飾るのはレッツノート。Surface はキーボードがペタペタしているので使いにくい部分はあるのだが、こちらはノートPCにしてはストロークも長く、操作しやすい。ホイールパッドも使いやすい。

 

さて、セカンドスクリーンのみの出力にして、検証開始。

 

前回、Surfaceで解像度の違いなどの検証をしてみたので、今回はブラウザを2つ立ち上げて、見比べるということをしてみた。ウルトラワイドモニターだからできることのひとつだろう。本機には2台PCを使ってPBP(Picture by Picture)もできるのだが、1台だけでもこのように見える。片側にPDF、もう片側にパワーポイントといった使い方も十分に可能だ。

 

続いて画面調整。

 

こちらは、モニター裏側のスティックを上下左右に動かしながら検証を行う。一般的なのは、モニターの右下のボタンを何度か押すやり方なのだが、慣れていないと間違えることが何度もある。その点、スティック型は操作がしやすい。

 

項目に目を向けてみると、一般的なモニターよりも設定が多彩だ。というのは本来はゲーミングデバイスなので、ゲーミングの設定が多い。このためゲーマーであれば、とことんこだわってほしいところだ。

 

他方ビジネス向けに重宝するのはブルーライトカット機能。黄色く見えるのが嫌だという人もいるが、コピー作成中心だったら、別に問題ないかなとは思う。

 

最後に、レッツノートとSurface でPIP(Picture in Picture)を行う。四隅のどこに再現するかなどの設定もできる。とはいえ、個人的にはあまり使わない機能でもある。いちおうキャプチャしてみたので、本機の購入を検討される方は、ぜひ確認されたい。

 

以上、4回にわたって本機の検証をした。

 

本機はゲーミングモニターであり、当然ゲーマーをメインターゲットとしているのだが、ビジネスとして使えるかというと、大いにアリだと思う。

 

通常ウルトラワイドモニターはそこそこの面積を必要とするので、デスクの広さに制限がある方は使えない人も出てくるだろう。その点、本機はコンパクトなので、こういった制限も楽々クリアできる。

 

それにゲーマーではなくても、両端下のLEDライトは、作業中のモチベーションを上げてくれる(気になる人はもちろん、オフにすることも可能だ。)。

 

アクセスやエクセルなどの横長のデータを使う機会が多い方、ウルトラワイドで2画面表示をしたい方は、注目の1台と言えよう。

 

Let’s note を本機に接続。画面はセカンドスクリーンのみに決定

 

異なるブラウザを使って、疑似的に2画面表示する

 

画面調整は本体モニター裏側のスティックで

 

ブルーライトカット機能(上100%、下50%)

 

サブモニターを設定する

 

PICを検証中!