パッケージの開封までは済ましたので、「かんたん設定ガイド」を見ながら接続を試みる。

 

今回用意したSIMはnano SIM。そこで付属品のⅿicro USBカードのアダプターとシールをつけて、ルーター本体の裏側に取り付ける。

 

SIMカードを裏側にし、ルーター本体の金属部と接触するようにする。このとき正面から見て、SIMカード裏面の切り欠きが右下に来るようにしたい(SIMカードの入れ替えは何度もやっているはずなのだが、裏表や向きを間違えることが往々にしてある。)。

 

さて、電源をオンにする。

 

「CATVdocomo」と画面下に表示されている。…なんとかできたみたいだ。

 

スマホのWi-Fiを見ると、TP-LinkではじまるSSIDが表示されている。本機に表示されているSSIDなので、パスワードを入力する。

 

接続成功。

 

しかしながら、これでネットワークにつながっているはずなのだが、どういうわけだかインターネットに接続できない。

 

PCで精査する。

 

コマンドプロンプトを起動させ、ipconfigを打ち込む。払い出しはできている。

 

しかしpingが通らない。

 

どういうことなのだろうか。

 

悶々とした日々が2日続き、ようやく解決した。

 

解決の糸口になったのは、こちらのページ。

 

 

APN設定が必要だったのだ。

 

MVNOのSIMを使う場合は、常にAPN設定をしておくことが念頭にあったのだが、今回完全に失念してしまった。

 

APN設定のために、スマホアプリ「tpMiFi」をインストール。ネットワークに接続をしたのを確認して、上記の手順通りに、必要なAPNの設定を行う。

 

ようやくつながった!

 

感無量だ。

 

「言葉にならない」というと、サザンオールスターズの歌詞のようだし、「言葉にできない」というとオフコースか。頭の中でこれらの曲が鳴り響いた。平成の世代から見たらあまりにも古いと言われそうだが、小学生の頃「ベストテン」で育った世代なので大目に見てほしい。

 

大げさではあるのだが、インターネットに接続できずに終了というのは、さすがにガジェット系のブログでは到底考えられない(部分的にある機能が使えないとき「次回以降の課題にします」というのは最近の逃げ口上ではあるが…。)。

 

ただ、これで終わってしまうと、レビュー記事としてはあまりにも不完全なので、あと2回ほどお付き合いいただきたい。

 

気を取り直して、次回に続く。

 

nanoSIMカードをmicroSIMのアダプターにはめる

 

右側にmicroSIMカードを裏面にして、切り欠きの部分を右下にして本機にはめる。左側にはmicroSDカードを挿入する

 

バッテリーを取り付けて

 

電源オン! 左上の三本柱のシグナルが立ち、いよいよ接続可能か!

 

スマホのWi-Fiからネットワークにつなぐ

 

SSID/パスワードは本機に表示されているほか、裏側にシールが貼られている

 

ipconfigで検証。払い出しはできている

 

スマホアプリ「tpMiFi」

 

APN設定を行う。色々なプロバイダーの設定がずらりと並ぶ

 

接続成功!

 

 

 

 

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