政府の施策は、本当にプロ意識が全く感じられず、専門のマーケッターに入ってもらったほうがいいのではないかと思う。

 

その一つが、出産クーポン。

 

 

 

 

クーポンを発行することで、需要を喚起させたいという趣旨はわかる。しかしながらクーポン欲しさに子供を作ろうという動機づけになるのだろうか。

 

PGでも花王でもライオンでも、子育てと消費を研究している優秀なマーケッターがいると思うので、ぜひヒアリングしてもらって、どうすれば出産する動機づけになるのかを考えてもらいたい。

 

こういう事案は男が考えるのではなく、出産経験者に聞かないと、当を得ないキャンペーンになってしまう。その教科書的な事例だ。たとえばとあるメーカーのストッキングのブランドマネジャーはおじさんであった。というふうに、実態が乖離してしまうのである。リアルな消費者こそ、良いブラマネになれると思う。

 

付言するに、マーケッターには事業会社のマーケッターと、広告会社のマーケッターの2種類があって、同じ職種でも全然違う。

 

このような問題解決型事案については事業会社のマーケッターのほうが役に立つ。広告会社のマーケッターに依頼する場合は、どちらかというと事業会社の戦略を受け、メディア戦略の実施が主体になるので、間違えないようにされたい。

 

繰り返すが、それにしても政府はクーポン、補助金という発想から抜けられないのだろう。