続いてWindows PCのレッツノートで検証する。
初めてのネットワークに接続するときはパスワードを入れるのだが、スマホアプリDecoにはWPSという機能がある。
これをタップすると、2分以内に接続すれば、パスワードの入力は不要でデバイスを認識してくれる。
これは地味に便利な機能だ。やはりパスワードは定期的に変更したほうが良いと思う一方で、入力に手間がかかる。別の言い方をすれば、WPSを活用させることでパスワード管理が楽になる。
前回同様、まずは子機の近くで検証する。ダウンロードもアップロードも70Mbpsを軽く上回る。続いて子機をオフにすると、15m離れた親機からの受信になる。ダウンロード36 Mbps、アップロード23Mbpsとなった。
続いて屋外へ。前回同様、OPPO A73を測定した同じ場所で検証する。
子機をオンにした状態だとアップロードもダウンロードも13Mbps程度。しかし、子機をオフにするとダウンロードは3Mbpsを下回り、アップロードに至っては0.29Mbpsと低い数字であった。
子機をもう一台追加すればもっと良い数値になったのかもしれないが、いずれにせよ、子機が機能していることが証明された結果となった。
次回は最終回、ちょっと変わった機能を試してみることに。
それは何だったのか!
Let’s note CF-SZ6
スマホアプリDecoの「ルーター設定」(上)から、「WPS」をタップ。2台のユニットより近いところ(この場合は寝室)の「WPS」を選択。2分間の制限時間内に、PCをネットワークに接続させる
パスワードを入れなくてもWi-Fiに接続できた
子機の近くで測定。オン(上)とオフの比較
共用階段で測定。オン(上)とオフの比較