本充電器には、4つのポートがあり、それぞれ出力できるワット数が異なる。
Amazonのサイトから抜粋してみると
このような感じ。
ポート数を全部使うと、当然出力の割り当て分が減ってしまう。需要が多いと供給が減る。当然である。ポートを全部使用するのか、一部は予備にするのかなどを考えながら、その時の環境に合わせて、柔軟に組み合わせていけばよいと思う。
今回、検証に使用したのは、以下のデバイス。
・Surface Pro 7
・DELL XPS 15 7590
・iPad Air 3
・SHARP SH-01L
上から3つはアメリカ製、最後が日本製のスマホ。
本来は、こういうテクノロジー系は日本が得意だと子供の頃はずっと思っていた。ウォークマンもそうだし、X1も然り。しかしながら時の経過とともに、テクノロジー系は今やアメリカ、中国、韓国、台湾が頑張っている。国産のITがあまり活躍していないと思うのは筆者だけだろうか。同様ドイツ発のIT企業の名も聞かない。日本と同じように、自動車産業を中心とした古い構造になってしまったのかとも思う。
ちょっと脱線してしまったので、閑話休題。
まずは、単独でSurface を(USB-C1)に接続。
そうすると、21分で7%から32%まで充電でき、急速充電に成功した。
続いて2ポート同時接続で検証。
XPSを(USB-C2)につなぐ。(USB-C1)は60W、(USB-C2)は30Wになる。さすがに2ポート同時接続は厳しいのだろうか。そう思いながら同時充電の検証をする。
しかし、16分経過したところ、Surfaceは32%から45%(13%増加)、XPSは6%から22%(16%増加)と、PCを2台同時に接続し、それぞれ充電できたことがわかった。これは大きな収穫であると言えよう。
続いては、3台同時接続に挑戦することに。
今度はiPadで、と思ったところ、問題が発生。
それはなんだったのか!
Surface Pro 7
DELL XPS 15 7590
Surfaceを充電中。急速に充電される。PC充電器の面目躍如といったところだろう
XPSを充電中。PCの設計上、USB-Cケーブル接続時は「低速充電ケーブル」と表示されるが、使用には問題ない