本商品は、他のモニターと同様、色味や明るさなどの調整が可能だ。

 

右下のボタンから押す。細かいチューニングができるのは、本商品の性能の良さでもある。

 

しかしながら本商品に限った話ではなく、外付けのディスプレイに共通する話としていつも思うのだが、キーボードとマウスで操作できればいいのになと思う。そもそも器用ではないので、ボタンを何回か押しながらというのがなかなか慣れない。

 

さて、本商品の特長として、PBP(Picture by Picture)、PIP(Picture in Picture)というのがあり、これは2つのPCから画面を分割しながら、映し出すというものだ。しかしながら、筆者のもう一台のPCにはHDMIポートやDPポートがなく、USB-Cポートのみであり、変換ケーブルの用意もないことから、この検証ができなかった。もし興味をお持ちの方は、製品ページを見ていただくとなんとなくイメージができると思う。

 

以上の次第でレビューは終了である。

 

本商品は、まず曲面モニターという変わったコンセプトの商品で、ゲーミングにはおなじみであるし、最近ではIT企業のオフィスでもよく見られる先進的なデザインだ。

 

確かに、目の前に迫ってくるようだし、試しに動画コンテンツを再生したところ(著作権の関係により、モザイク処理を施した。)、迫力は十分だ。

 

エクセルなどのビジネスソフトにおいても、非常に見やすい。参考までに比較として、23.8インチのモニターの画面のエクセルを投影したところ、行列ともに範囲が広がり(31インチだから当然だ)、非常に見やすいということがわかった。

 

この曲面モニターの課題をしいてあげるとすれば、少し目が疲れるところか。この部分は慣れが必要であろう。逆に言えば、慣れてくると、ますます効率化は加速するに違いない。

 

本商品にはスピーカーは付属していない。だが、この点はなくても評価の帰趨に影響を与えるものではない。なければないで、外付けのスピーカーを使えば良いと思う。

 

そのほかACアダプターがなく、その部分が内蔵されているところも評価できる。商品によってはACアダプターが重たく見た目にも美しくないということがあり、内蔵できればそのほうが良いというのが筆者の考えである。ただしこの点も、賛否両論あると思う。

 

他方、気になった部分としては、本商品はDPポートの使用をメインとしているようだが、USB-Cポートも使用できるようになるとなお良いと考えられる。今やUSB-Cケーブルによって給電もできることから、今後の技術開発にはUSB-Cポートの採用を期待したい。

 

 

エクセル比較。上が本商品。下が23.8インチの外付けモニター。表示面積が違うのは一目瞭然だ

 

画面右下のボタン。ここから調整する

 

 画面設定

 

動画再生(著作権保護のため、モザイク処理)

 

下から見たところ。DPポートのほかHDMIポートが3基ある。USB-Cポートの搭載が待たれるところだ

 

JN-VC315UHDR

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