続いて、ネットワークを設定する。
ネットワーク設定というとなんだか大げさな感じにも思えるが、要は、自宅で使用しているWi-Fiに本体カメラを紐づけること。ネットワークの知識がない方であっても、スマホアプリ「Tapo」(Apple Store またはGoogle Playよりダウンロード可能)を使えば、紙芝居形式で簡単にできる。
Tapoブランドの商品を使うのが初めてという方は、設定の前に、同アプリをお使いのスマホにインストールしておくといいだろう。
簡単に紹介すると、次のような要領だ。
電源プラグを本体カメラに挿し込むと、カメラのLEDライトが赤く光り、やがて赤と緑に点滅する。
スマホのWi-Fi設定から「Tapo_Cam」ではじまるSSIDを選択。続いて、本体カメラに、家で使用しているSSIDとパスワードを設定するだけだ。
メーカーのTP-Linkでは「Tapo Careクラウドサービス」を提供しており、データをクラウド上に無制限に保存できるという。1デバイスだと毎月400円(令和4年7月13日執筆時現在)で利用可能になっており、30日間の無料トライアルもあるので、とりあえず試してみることをおすすめする。
なお、このたぐいの無料体験は、無料期間中にユーザーが退会の手続きをしないと、自動的に課金されてしまうという極めて不親切・悪質なサービスが多い中、当該クラウドサービスではそのようなことがなく、無料期間後に自動キャンセルされる。その点は高く評価したい。
さて、一通りの設定が終わったところで、次回は実機検証。
いったいどうだったのか!
スマホアプリ「Tapo」
電源を投入
右上の(+)からデバイスを追加
右上の「Tapo C110」選択
赤と緑にLEDライトが点滅したら
「Tapo_Cam」ではじまるSSIDを選択
接続成功
デバイスに名前をつける
今度は拙宅のネットワークに紐づける。SSIDとパスワードを入力すると
ネットワークに接続中
場所を設定。下のアイコンはSiriなのだが、ついうっかりして、これを起動させてしまった
デバイスの設定完了
Tapo Careクラウドサービス
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