さくさくと設定自体は終わったのだが、拙宅の場合、もうひとつやることがある。
それは動作モードの変更だ。拙宅では某社の無線LANプリンターを使用しており、これを稼働させるには、通常のルーターモードではうまくいかず、ブリッジモードにしなくてはならない。これもアプリから行えるので簡単だ。
詳細をクリックすると、「Wi-Fiルーター」になっているのでこれを「ブリッジモード」にする。「ブリッジモード」にすると保護者による制限などができなくなるが、やむを得ないところだろう。
そうこうしているうちに家族が起きてきた。
実は、ルーターを交換したことをまだ告げていなかった。
家族は毎朝ほぼ日課のように、家族自身のスマホから音楽をAmazon Echoに再生させる。Wi-Fiの設定が未完了だと、「つながらない!」などとクレームを言ってくるのは容易に想像できた。
ちなみに家族はPCリテラシーがあまり高くなく、先日テンキーの「NUM LOCK」を誤って押したことで、キーボードの入力ができない。Wi-Fiルーターの設定に問題があるからではないかと怒ったのである。Wi-Fiルーターがキーボードの入力を制御することなど到底あり得ないし、論理の飛躍には驚くばかりだ。それゆえに、つながらない等のトラブルはご法度である。
Amazon Echoでの再生が無事できたということは、それぞれのデバイスのWi-Fiが十分機能しているということだ。
どのデバイスがつながっているかは、Decoアプリを使えばすぐにわかる。
さて、本商品は複数のユニットになっていて、電波が届けば1台のユニットでも使える。しかしながら、せっかくのメッシュWi-Fiなのだから、複数使用することで、つながりにくいところをなくしていきたい。
無事つながったのか!
「Wi-Fiルーター」の管理画面
詳細から動作モードをタップすると
ルーター(既定)とブリッジモードの違いが書かれている
再起動には2分ほどかかる
「ブリッジモード」の管理画面。前述したルーターモードと比較して「月間レポート」、「管理者」のアイコンがないのがわかる
プリンターと記念撮影
家族が使用しているiPhone 11 Pro Max。「スマホdeレグザ」にてTVを視聴しているところを撮影した。これを機能させるには、スマホとHDDレコーダーのWi-Fi機能がきちんと稼働していることが求められる。一見したところ、問題なく再生できていた