先日TP-Link のメッシュWi-Fiシステム「Deco X60」を試用したので、その時の話でも。
よくあるWi-Fiルーターのイメージというと、黒くて複数のアンテナがゴツゴツしている、いかにも速度を競っているような印象がある。
こういった一般的なWi-Fiルーターのデザインが部屋のインテリアにあまりマッチしていないというのはよくあることだし、そうかといって目立たないところに隠してしまうと、本来の接続スピードや安定感を妨げてしまうおそれがある。
ビジネスでWi-Fiを使用するのであれば、アクセスポイントを天井に設置しPoE給電するのは確かにスマートであるが、一般的な家庭で業者を入れて天井工事、というのはやはり考えにくい。
そこで本商品の登場である。白色で統一されていて丸みを帯びている。おしゃれなインテリアにもなじむ、ミニマルなデザインが目を引く。外観は一見おとなしそうに見えるが、Wi-Fi6にも対応しており、5Ghzと2.4Ghzの両バンド合計で3000Mbps(2402+574Mbps)の速度を実現しているというから、見かけによらないパワフルなデバイスだ。
メッシュWi-Fiというと、大きな一軒家でしか活用できないというイメージはあるのだが、後述するように、決して一軒家専用というわけではなく、普通の集合住宅でも十分に使える。
スペックもビジュアルも、どちらも妥協できないという欲張りな方には、ぜひ本商品の導入を勧めたい。
今回のレビューでは本商品そのものの検証に加え、同社のメッシュWi-Fiシリーズの他商品と組み合わせて使用することが可能か、という検証も行う。
さて、1月某日。本機が到着。
今回試用したのは2ユニット。どちらがメインでサブということではなくWANにLANケーブルをつないだほうがメインということになる。
いつものように開封だけしておいて、家族が寝ている早朝に設定をすることに。
ところで、無事に早起きはできたのか!
商品到着
開封すると、さらに化粧箱が
これを開封すると
本体2ユニットのほか、ACアダプターが2個、LANケーブル、ユーザーガイド等
側面にはWAN/LANポートが2基、電源ポートが1基付いている
底面はLEDインジケーターと空気穴があり、熱を逃がしている。中央にはリセットボタンがある
上から見ると近未来的なイメージ
本体ユニットはコーヒーカップよりも一回り大きく、Amazon Echoとほぼ同じくらいの大きさ。並べて記念撮影