先日、KASUGAの「キョンセームクロス」を試用したので、その時の話でも。

 

率直に言うと、スマホやタブレットの画面の汚れは結構気になる性格である。とは言え、クロスにはあまりこだわり持っておらず、スマホガラスに付属していたおまけのクロスを長年使用していた。特段問題には感じなかったものの、さりとて満足というレベルでもなかった。

 

付属品だから、クロスが小さいのも仕方ないと観念していた。しかしながら、小さいから拭き取りに時間がかかるので、専用のクロスを使ってみたいという気持ちもあった。

 

何年か前、某広告代理店の担当からキョンセームの名前だけは聞いていた。その時、筆者のようなガジェット好きにぜひ使ってほしいと担当から熱心に勧められていたのだが、筆者の人事異動等もあり、長いこと失念してしまっていた。

 

それがどういうわけだか、ある日急に思い出した。「キョンセームクロスを使ってみたい!」

 

上記の経緯もあって、今回メーカーの厚意により、商品を試用する機会をいただいた。

 

レビューの前に、事前情報を少しだけインプットしておきたい。

 

このキョンセームの「キョン」というのは、中国江西省を中心とする塩分濃度の高い、粘土質の赤土土壌に生息する「赤毛のキョン」のこと。小型の鹿の皮革をなめしてセーム革にしたという。

 

調べたところ、キョンセームには粗悪な類似品も出回っており、本物とは品質がぜんぜん違うという。末尾に正規品のリンクを貼っておくので、購入を検討される際はここからアクセスしていただきたい。

 

さて10月某日、商品が到着。

 

日本では1千年以上前から使用されていたという「鹿皮=キョン皮」。いったいどのくらいの実力があるのか。いやがうえにも期待が高まる。

 

次回はいくつかのデバイスで検証する。さて、汚れはうまく拭き取れたのか!


商品が到着!

 

(写真右上より時計回りに)キョンセームミトン、キョンセームクロス3種類(20×20cm、15×15cm、10×15cm)

 

iPhone SE2と記念撮影(キョンセームクロス:10×15cm)

 

キョンセーム

キョンセームミトン

Amazon(キョンセームクロス 20×20cm)

KASUGA