今回検証に使用したデバイスは、スマホ4機種とタブレット1種類(カッコ内はポート)

 

・iPhone SE2(Lighting)

・iPhone 11 Pro Max (Lighting)

・AQUOS sense2 SH-01L(USB-C)

・Galaxy A7(MicroUSB)

・iPad Air 3 (Lighting)

 

デバイスを充電するには、バッテリー出力ポートがあるUSB-C、またはUSB-Aのポートから行う。PD(Power Delivery)/QC(Quick Charge)に対応している充電器(別売)を使用すれば、USB-C経由で急速充電することだってできる。本商品付属のUSB-C to Cケーブル(急速充電に対応)をそのまま使うこともできる。

 

手持ちのUSB-C to Lightingケーブルを使って充電する。まずはiPhone SE2。33分で1%から58%と、57%の増加。続いてiPhone 11 Pro Maxで試してみると、13分で27%から48%と、19%の増加であった。どちらも急速充電が奏功した。

 

本商品の最大出力は20W。iPhone 12シリーズを持っている人であれば、その実力を十分に発揮できるはずなので、まさにマストバイ。昨今のiPhoneは、パッケージ軽量化の取り組みから充電器が付属していないので、本商品は選択肢として有力な候補と言えよう。

 

続いてはAndroidを検証。付属のUSB-C to Cケーブルを使って、AQUOS sense2 SH-01Lを充電する。こちら残念ながらPD/QC未対応のため急速充電は期待できないけれど普通の充電なら可能である。今回検証したところ42分で14%から60%と、46%の増加。十分に使えることがわかった。

 

さて、本商品は2台同時充電に対応している。

 

例えばこういった場面は、だれにでもあるはずだ。外に出ていて2台のスマホのバッテリーが不足している。モバイルバッテリーが1台あるものの、スマホ1台しか充電できない。したがってもう1台のスマホは待機せざるを得ない。こういうときに2台同時充電は役に立つ。

 

今回は手持ちのUSB-C to LightingケーブルをiPad Air 3に、同じく手持ちのUSB-A to LightingケーブルをiPhone SE 2につなぎ2台同時に充電開始。本商品であれば最大15Wを2台で振り分けることができる。結果、31分の充電でiPad Air 3は30%から50%に、iPhone SE 2は0%から41%に充電ができた。

 

次回はパススルー充電を検証する。

 

iPhone SE2を充電

 

充電中はLEDが点滅する。急速充電の場合は写真のように緑に点灯表示される

 

iPhone 11 Pro Maxを充電


AQUOS sense2 SH-01Lを充電

 

iPad Air 3(左)とiPhone SE 2を2台同時に充電。USB-A to LightingケーブルはもともとiPhone 5の付属品だったもの。滅多に使うことはないのだが、今回の検証用に登場させた。動作には問題はないのだが、ケーブルの色が変色し、先端の被覆が破れている。引退も近いか

 

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