フランスの諺に、最も不幸なのは忘れられた女というのがある。
メディアの中で見ても、xdピクチャーカードは忘れられた、不幸、というしかない。
脱フロッピーディスクとして、いろいろなメディアが登場した。
IBMのマイクロドライブもそのひとつだが、CFカードと共通化出来ていたため、CFカードの代わりとしてデジカメに使えた。
一方、CFカードはマイクロドライブのカードスロットを介して、PCに直接つなげることが出来た。
そのほかのカードというと、ソニーではメモリスティックをゲーム機に接続した。これがないとロールプレイングゲームが出来ない。
一方SDカードはパナソニックを中心に浸透した。携帯電話にも採用されて、ミニ、マイクロと進化していった。
そんな中、富士フイルムのデジカメを1万円で譲ってくれる人がいたので、買った。
しかし、SDカードではなく、XDピクチャーカードという。これには気がつかなかった。ガジェット好きとしては落ち度である。
ところでこのXDピクチャーカードであるが、オリンパスと富士フイルムにしか採用されないというカードである。XDピクチャーカードという名称からして、写真メーカーとしてのこだわりもあったのだろう。
富士フイルムのデジカメについて、書きたくなってきた。
XDピクチャーカードの話はここで終わりにする。