マイクロドライブ。
マイクロSDカードではない。

大きさはCFカードと同じ。
最近の若い人はCFカードすら知らないのかもしれない。

マイクロドライブにはアダプターがついていて、
カードスロットに差し込めるようになっている。

昨今のノートPCにはそのようなポートはない。
昔のPCにはカードスロットがついていた。
標準ではLANポートがなく、LANポートを接続するためのカードを購入しなければなら
ない。
いまではLANポートを備えていないPCすら存在している。
タブレットをはじめ、みんな無線LANである。

そのマイクロドライブを買ったのは、2000年のころと記憶している。
当時は340MBで秋葉原で3万円ほどした。
から見たらとんでもない高価である。

340GBではなく、340MBである。

仕組みとしては、小さなHDDが内蔵されている。
だからCFカードなどに代表されるメモリカードと違って振動に弱いという。
ハードな使い方は勧められない。
具体的に言うと、デジタルカメラのCFカードの代わりになるかどうか、ということ
だ。
メーカーとしては、勧められない。ということになる。しかし、結構使い倒した。
それでも、事故になることは一度もなかった。

当時ヤフオクで売れれば、それなりの価格で売れると思う。
だけどそれをしなかった。機を逸してしまった、というべきか。

ガジェットに関しては、売れるときに売れないと、ただ同然になってしまうという
一定の法則がある。

このマイクロデバイスもそんなガジェットの一つであり、
は登場する機会は一つも
ない。

次回はCFカードの話を書きたい。