ということで【中編】からの続きです。
そういえば静岡といえばお茶が有名だったことを思い出し、お土産に買っていこうとお茶屋さんに立ち寄り。
ちょうど伺った時が新茶の時期だったようで、いくつか味見なんかもさせてもらって、おすすめのお茶をお買い上げ。
色々荷物も増えたので、いったん宿に向かいます。
部屋に入って、しばし作戦タイム。
そういえばフロントの方が、「少し広い部屋ですけどよろしければどうぞ」と通してくれたお部屋。
ツインルームでした。
こういう時の、もう一つのベッドの使い方の正解はなにか。
正解を知っている人は誰もいない。
ひとしきりベッドの使い方に悩んでいると、「そうだ、ここのホテルも浴場がなかった」と思い、前日に続いて銭湯を調べてみると、歩きではいけないけど(というか電車に乗るけど)、近くにあったので向かってみることに
。
行き方を調べて浜松駅にもどると、遠州鉄道乗り場(新浜松駅)を発見。
スイカで行けるかと思ったら、だめだったので切符を買うことに。
なぜか、テンションが上がり切符の写真撮影。
4つ目の曳馬駅で下車。
改札を通る前に、ホーム上にすでに切符の回収箱が設置されてます。
いいんだよなとおもいつつ投入して、駅から出ます。
ふむふむ、みなさまの良心で成り立っておりますね。
ということでお目当ての銭湯へ。
立派な暖簾。
お風呂をいただきます。
チャポン。
さっぱりとしてさわやかになったので、浜松駅に戻ってハンバーグを食べるべく、「さわやか 浜松遠鉄店」に。
順番待ちチケットを発券。
2時間後のご案内ということで、さわやかでない待ち時間をすごすため付近のデパートなどをぶらぶら。
やっと呼ばれて、ありつけたハンバーグ。
お腹がすいていたのもあるけどおいしかった。
ほかの店舗でもやっているのかな、このお店では飲み物が届けれれると、店員さんが「乾杯をしてもいいですか」と聞いてくれます。
断る理由もないので「いいですよ」と答えると、「今日もお疲れさまでした。かんぱーーーーーーーーい
」と元気なご発声。
一人できているので、こういうときのためのあの技を出すしかない。
秘儀「私どのような顔をしていいかわからないからとりあえずにやついているんです」でやり過ごします。
この後も、他のおひとり様を観察していると、同様の洗礼を受けていて、なんとなんと、みなさま同じ秘儀の使い手でした。やるな。
てっきり自分だけの才能かと思っていたのに。
へへへと横目でニヤニヤしながら、ハンバーグを食べすすめたのでした。
こうして、3日目の夜は更けていくのです
。