みんぱくの
「交感する神と人 ヒンドゥー神像の世界」(公式サイトはこちら)
を観に行ったご紹介の続きです。(前回はこちら)
今回は、クリシュナ神さまと、ガネーシャ様の展示のご紹介です。
重たそうで買うのをやめた図録もオンラインで入手し(オンライン購入サイトはこちら)
より詳しくわかりました。
クリシュナ神は、幼児のときから若者の時までさまざまな逸話のある神様で、中でも幼子の姿の像をつくられ、それをかわいがることで信仰を表すこともあるそうです。
儀礼用にブランコに乗せられることも多いそうです。
(また写真が横向きでごめんなさい~)
儀礼用の花輪です。
これ、タイのプアンマーライ(花じゅず)のもとみたいですね。
プアンマーライのほうが小さいですけれど。
インド映画でよく見かけますね。
めの着せ替えのド幼子クリシュナ神のドレスがいくつか展示されていました。
このほかにも、像のためのウィッグや、アクセサリーも展示されていました。
このお姿・・・以前ご紹介した(こちらです) 絵本『クリシュナのつるぎ』の表紙をもう一度見ると、
スカートふうのドレスに、花輪を付けて描かれていますね!
図録によると、
「クリシュナはフルートをもち、頭にクジャクの羽根飾りをつけた姿で描かれることがもっとも多い」
と書かれていますが、この表紙、そのとおりですね
クリシュナ神は、実はヴィシュヌ神の化身した姿の1つです。
ヴィシュヌ神は、10の化身の姿があるということで、その絵も展示されていました。
インドでは、神々と交感する方法の1つとして、飾り付けをたくさんすることがあるそうです。
絵などの額縁にも花輪などがつけられて立体的に飾られていました。
次はガネーシャさまについてです。
ゾウの頭をもっていて、学問や芸能を司る人気の神様です
ガネーシャさまは、シヴァ神とパールバティ女神の子どもです。
バナナをもつガネーシャ像(横向きですみません~)
ちょっとかわいい陶器のガネーシャさま。
絵本もありました。
ということで、説明が駆け足になりましたが、まだまだたくさん見られました。
常設展示も同じチケットで入れるので、常設展時館のカフェに入って疲れた足を休めてから、東南アジア展示を見て、
タイからの本物の田舟もででんと置いてありました。
こんな大きなものをタイから持ってくるのも、みんぱくの魅力のひとつです。
ほかにも、お寺の堂内も作ってあったりしました。
またまた疲れた足を休めるために、ビデオテークというブースに入って、(ビデオテークについてはこちら)
研究者の方々が撮影してきた、それぞれ10分くらいの映像を見ました。
私はタイの
「モーラム」(東北地方の伝統的な歌謡の天才歌手について)
「プラーラーとナムプラー」作っているところです。
「お寺への寄進」
を選んで観ました。
これ、残念なのは撮影が、1977年とか83年あたりで、けっこう古いんですよね。
でも、モーラムやナムプラーなどは、基本的なことなので、これはこれでいいと思いました。
また、新しい映像を撮影してきてほしいですね。
ということで、タイ文化の源流を知ろうとしましたが、インドは濃い!
というのが1番の感想でした
とてもおもしろかったので、おすすめです。
特に、音の大きすぎる、自動打楽器装置の実演時間に合わせていくのがおすすめです
ご紹介した絵本の詳細はこちらをごらんください。