暑い日々が続いています。特に小さなお子さんは熱中症対策が必要ですね。こまめに水分をとること、暑い陽気の日はなるべく室内で過ごすことも大事です。こんな陽気でしたが、今日はきょうだい園の大谷地たかだ保育園のぞう組(5歳児クラス)のお泊り会でした。サトランドで日中を過ごし、帰園後はプール遊び、そして楽しみにしていた夕食。あいにくの雨で、ぼうけん公園での夢宣言や花火は園内・園庭で行いましたが、子どもたちは元気に、そして興味をもって参加していました。両園ともお泊り会は「ごっこ」遊びを取り入れて行ってきました。当初は、家庭と違う環境の保育園での一泊でしたが、子どもたちが夢や好奇心、そして「なりきる」ことのうれしさの体験を大事にという視点から「ごっこ」遊びと融合して取り組んできました。「ごっこ」は、お泊り会のために「とってふっ付けた」ものでなく、日ごろの園内外の保育活動の中から、子どもたちが興味を抱いたこと(公園、遠い散歩、絵本との出会い)に保育者が着目して構成した「ひとつの物語」を子どもと共に作り上げるものと言えます。その意味で、自然は、そのあるままが、子どもの興味や意欲を触発する「場」ですが、その自然が制約的になっている現状があるため、保育者が奮闘することになります。お泊り会は子どもを軸にした活動ですが、そのお泊り会を「盛り上げよう」と保育者・看護師・栄養士・調理員・事務職そして園長が「ひとつの大きな輪」となって、子どもと共にあることをあらためて気づかされる大きな行事です。南郷通たかだ保育園のお泊り会はこれからです。(K)