7月初旬に入り、急に暑い日々が続いています。熱中症対策が必要ですね。さて、人が子どもを産み育てるという営為は悩んだり不安を抱いたりすることが多いものです。振り返りますと約70年ほど前の日本の子どもの出生率は4.0を超えていました。写真は1950年前後の秋田の子どもの様子をとらえたものです。

  お兄ちゃんがきょうだいを背負っている日常の一コマ。当時はきょうだいが多い家庭が多く、家庭内でのきょうだい関係のなかで生活のこと、身に着けることが望ましいこと(しつけの定着)が獲得されていたようです。現在の子どもの出生数は、東京都の0.99がクローズアップされたように全国的に1.0前後でいわば低く非常事態となっています。子育ては「文化」の営みです。幼鳥の巣立ちまで、必死に親鳥が餌を運んでいる様子に感動しきりですが、巣立ちが終わると親子関係はそこでお終いです。哺乳動物は比較的親子関係が長く続く場合がありますが、この場合も大人になると群れを離れて一人立ちを迎えます。人の親が「一人前の親」と言う自覚を持てるようになるまで(小学校の低学年頃という報告があります)に相当な時間を要します。人は成長する時間は他の動物の比ではありません。いろいろな子育ての悩みや不安を抱くことは自然のことと思います。大谷地たかだ保育園・南郷通たかだ保育園では育児相談を受け付けています。大谷地たかだ保育園には栄養士・看護師がいますので、お子さんの日常の様子・離乳食・偏食・子どもの健康と育ちなどで親御さんに寄り添った対応ができるかと思います。お電話でも受け付けしますのでご活用ください。なお職員が対応できる時間や曜日は次の通りです。

  曜日 月~金  時間  1時前後

   〇大谷地たかだ保育園 電話 011‐853‐1801 担当  主幹保育教諭

   〇南郷通たかだ保育園 電話 011‐376‐5911 担当  主任保育士

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