歳を重ねるに連れ ふと 思うことがある。

 

若い頃

オンナの武器を正当に使い、

結婚し、子供も産み育てた

 

子育て中に髪を振り乱していた時期もおわり、

だんだん身も心も経済的にも余裕がでてきて

 

再び、仕事も おしゃれもオンナも楽しめるようになった。(離婚もセットだったけど)

 

そして自然の摂理のごとく 閉経し、

しばし訪れる更年期の不調を

そっと味わいながら、

50を過ぎようとしている今

 

中性化を余儀なくされるオンナは

この先どう? 何を目指して生きていくのか?

 

そんなお大げさな。

オンナは何歳になってもオンナでしょ?

 

と人はいう。

 

ワタシもそう思っていた。

 

しかしそれは、

実際にその年齢になったオンナでしかわからない

想像以上の 「由々しき問題」なのである

 

それまでカラダを守ってくれていた

女性ホルモンが減少し、

カラダが一気に中性化してくる

 

月一のデドックスがなくなり、

更に代謝が目に見えて落ちて

 

何もしなければ

どんどん太ってくる。

(小さな頃、ぽっちゃりしていた人は

なおさら注意が必要)

 

コラーゲンも減少し、あんだけパンパンしていた

ほっぺは瞬く間に たるみ、シワになってくすんでくる

 

体内の酵素もへり、

中性脂肪が増え、

痩せていても 豊満でも

女性ホルモンの恩恵であった

女性らしい豊かなカーブは

メリハリがなくなり

ボテッとした印象になってくる

 

メリットは 妊娠を心配しないで

思いっきり性行為を楽しめること 

 

くらいなもんか?笑

 

(年増なオンナをいつまでも抱いてくれる

貴重な殿方がいることを願うだけ)

 

このまま動物的に老いて行くのは

自然の摂理で致し方ない。

 

と、自分に言い聞かせ、

 

うん、ワタシには

大人のオンナの経験と知恵がある!

自立もしているし。。。。

外見が多少悪くなっても

あらがっても 痛くなるだけだし

(それも今更 恥ずかしい)

 

なるべく笑顔で懐の大きな

ナチュラルでチャーミングな

オンナになっていけばいい。。。。

 

とかなんとか。。。。

ほんとにそういうふうに思いながらの

数ヶ月。。。。。

 

 

ふと鏡をみると

びっくりたまげた。

 

 

どひゃーーーーーーーー

誰じゃ?この不細工なオンナは??

は?アタシ???

 

顔もカラダも。。。。

人って自信がなくなると

見ないでーーーってなって

目を合わせないし、

カラダもどんどん猫背に内向きになって

 

オーラ?輝き??

なんだかよくわからないけど

すべてが 「しょぼん」になって

 

肌もカサカサで痛いし、艶ないし、

口内炎とかも出来まくりだし、

便秘だし、

頭痛とかなっちゃうし、

あげく3kgも太ったまま放置。。

見るからにおばちゃん体型に。。。。

 

あーーーーこうして

オバサンになっていくのね、、、、、

 

とまた しょぼん。。。

 

自然に老いていくのがいいなんて

思ってたけど

 

これじゃこの先 なんも楽しくねぇーーーー

生きてて楽しくないのは

 

生きたまま死んでるのとおんなじじゃないか。


 

そんなん いややーーー

絶対嫌なんじゃ  ぼけ

 

 

と48年、、ほぼ興味ないと思っていた

自分の中の「美容」のスイッチが、

急に発動した。


いや、なかったんじゃなくて

あまり着目してなかったというのが正しい。


自分のなかに

これほどの美学が

あることびっくりした。(遅っっっ)

 

 

えーーーー

今更???

 

って驚く方もいるかと思いますが

 

ええ

今更です。

 

 

と、、認識したら

アタシ早いんで、、、

 

その日のうちに目標設定!!

 

今までほぼ使ったことない美容に

お金をかけてみてます。笑

(エステとかね)

 

そしてやはり引き締めたいので

今までやったことない

筋トレをはじめました。

(ワタシを知っている方なら

驚くだろうな。。。。)

 

楽しく続けられるように

無理しないで、毎日できる量でやること

 

コツコツ1ヶ月  毎日続けたら、、、、

 

肌がピカピカになっとるやんけーー

きつかったパンツも ユクルはないけど

きつくなくなった!!

 

あー細胞って 素晴らしい。


と改めて思う。


そうだ歳をとっても

細胞たちは変わらずに

働いてくれてた。


細胞の純粋さ、けなげさに

ココロ打たれる。

 

「美は一日してならず」とは

よくいったもんで、

 

明日の笑顔の為に

毎日心地よく過ごす。

 

これ体感中

 

若く見せたいわけでもなく

はたまた

美魔女??なんて 恥ずかしすぎるワードだし、

 

目指したいのは

やっぱり

「年齢不詳なオンナ」 (←綺麗で)

 

 

若かりしの写真を娘にみせて
「ママはこんなにキレイだったのよ」というより

「20年前より今のほうが全然キレイ」と言われたほうがいい。
 

 

輝きはどちらかというと

外へ向けて「私を見て!」という強い光

それは若いうちに済ませておきたい。

 

 

大人のオンナが目指したいのは、「艶」

 

艶は、外に向かって何かを主張することなく、
内側でともっていて結果としてだしてしまう光

 

大人のオンナにしかできないはずの芸当

 

だから今日も明日も明後日も

日々楽しく 精進する。

 

感覚を磨き続けてゆくのだ。