乗り過ごしてしまいました | 今日もラッキー

今日もラッキー

何気ない日の当たり前の日常を書いてみます

今日はいつもより遅い帰宅です。


帰りのバスの中で本を読んでいて


降りるべきバス停を乗り過ごしてしまいました。


読んでいた本というのは


『そのときは彼によろしく』です。


ひとつだけいいことを教えてあげよう

この世界には、物理学の教科書にも載ってない

強い力がひとつある。

それは、磁力や重力なんかより遥かに強い力だ。

なんといっても、それはどんなに距離が離れても

少しも弱まることがないんだから、

地球の裏側に行こうが

冥王星の裏側に行こうが、

あるいはこぐま座のしっぽの先に掴まっていようが

その力はなんら変わることなく伝わるんだ。

たいした力だよね。


それさえあれば、

あの空の向こうにいる誰かとだって

私たちは結びつくことができる


これだけ読んでも判らない人も多いでしょうが


最初から読み続けて、この場面に辿り着いた時


もう涙が溢れて


その段階で乗り過ごしていたのは判りましたが


降りる気になりませんでした。


結局、いつものバス停より10個程


乗り過ごしました。


引き返すバスは次の便まで


30分以上あったので


歩いて帰りました。


途中で買い物をしたりして。


寄った店はサニー


安い!


さすがサニー


やるなサニー


多分もう来る事はないだろうけど。


ついつい余計なものまで買ってしまいました。


そこからの帰途


歩くことを完全に忘れてました。


荷物が重くて袋が指に食い込んで痛い。


そんなこんなで


やっと家に辿り着きました。


いつもと違う景色の中を歩くのも


気分が変わって良かったと思います。


いつもより多く歩いたので


今日はビールを一本多く呑みます。


そのときは彼によろしく/市川 拓司
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